ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2008/12/25発行 第101号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』などの情報をお届けします。 □■

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メリー・クリスマス!
お仕事が忙しい方も、ほどほどな方も、今日ばかりは「クリスマスだ」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスを楽しむのはよいことだと思うのですが、不思議なのは、「恋人たちのクリスマス」のイメージが定着しすぎてしまっていること。
楽しんだり、休んだりすることの口実に、クリスマスをじゃんじゃん使って、この世界的大不況を乗り切りましょう。クリスマスが終わったら、今年は念入りにお掃除をして、来年は、ハッピーな世界に、日本になるといいですね。
皆さま、よいお年を!

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「牛グッズ」
┣ 印刷豆知識 「映画にみる印刷」その2
┗ いまどきの流行りモノ 「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第101回
今回は「牛グッズ」

来年の干支は、ご存じ、牛。
十二支の、ねずみの作戦にだまされて2番目になってしまったという昔話からか、12動物中いちばんのなごみキャラです。「ナンバー2だっていい、今年は地に足つけて、のんびりやっていきましょう(笑)」というメッセージをこめて、お年賀にもできる「牛グッズ」を集めてみました。

●[牛ラベルの赤ワイン] http://www.matsumotoya-sake.com/usiraberu.html
●[ハッピーうしさんの手ぬぐい] http://www.hinataya.net/shopdetail/001000000017/
●[荒蓮牛(紫黒)の手ぬぐい] http://item.rakuten.co.jp/anbo/416000009000/
●[カウ柄 グラス] http://shop.smegandsynaps.jp/item/01009/
●[カウ柄 カップ&ソーサー] http://www.shopch.jp/ComDetailShow.do?requestNo=343791

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第101回

「映画にみる印刷」その2

前回は、メルマガ100号記念号で、映画のなかの印刷という話をしました。
年末スペシャルとして、今回も、もう少し映画の話をしてみましょう。

世界的な不景気という黒雲が、たちこめているような今年の年末ですが、現代印刷技術の粋を集めた作品といえば、やはりお札。このお札の印刷技術が重要な役割を果たしている、『ヒトラーの贋札(にせさつ)』(2007)という映画があります。
これは、第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツが画策した、史上最大の紙幣贋造事件である「ベルンハルト作戦」を題材にした作品。
この事件が知られるようになったのは、1959年。オーストリアのトープリッツ湖に沈められていた九つの木箱に、贋札や工具、印刷原版などを発見されたそうです。実際に贋造されたポンド札は、1億3,200万ポンドにのぼるとか。政府がニセ札をつくったのが史実だなんて、すぐには信じられません。
映画では、この事件に関わった、ユダヤ人印刷工アドルフ・ブルガーの証言と、フィクションの部分をシンクロさせて、この前代未聞の作戦に携わった人々の運命をドラマチックに描いていきます。
映画のキャッチコピーは、「完璧な贋札。それは俺たちの命を救うのか。それとも奪うのか」
135人の作業員が働いていた強制収容所の贋札工場のようす、印刷工アドルフ・ブルガーや、美大生、贋作士たちが、「完璧な贋札」をつくるために苦心し、そのことに悩んだようすは、胸に迫ります。

印刷をめぐる黒い歴史のドラマですが、こんなDVDを見るお正月というのも、いいかもしれません。
『ヒトラーの贋札』は、ドイツ・オーストリア共同制作による映画。第80回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞しています。また、『ヒトラーの贋札 悪魔の工房』という本も出版されています。

●[ヒトラーの贋札] http://www.nise-satsu.com/
●[ヒトラーの贋札 悪魔の工房(朝日新聞社)] http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=9001

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第99回

『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』

毎年クリスマスになると、イヤでも耳にする「赤鼻のトナカイ」。「♪真っ赤なお鼻のトナカイさんは〜」というフレーズでおなじみですね。実はこの「赤鼻のトナカイ」が、アニメの主題歌だったということは意外に知られていないようです。
そのアニメとは、アメリカで40年以上親しまれている人形アニメーション『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』。
粘土や人形を少しずつ実際に動かして、ひとコマずつ撮影していくという、気の遠くなるような技法で撮るクレイアニメは、現代のデジタルを駆使したアニメーションにはない、やさしさにあふれています。

「赤鼻のトナカイ」は、1939年に原作者のロバート・メイが娘に自作の話が、出版されベストセラーになったのがはじまり。そして、1964年に、このアニメーション版『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』を創ったのが、日本人の人形作家、故・持永只仁(もちながただひと)さんだということは知られていないでしょう。アメリカでは、クリスマスの時期になるとこの人形アニメーションがテレビで放映され続けているそうです。

恵比寿で「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」の期間限定カフェがオープンしたり、グッズが発売されたりと、日本でもいま、ちょっとしたブーム。かわいいルドルフの姿を、ぜひ一度ご覧ください。

●[ルドルフ 赤鼻のトナカイ] http://www.mu-ku.jp/store/chara-r.asp

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◆◇プレゼント◇◆

「カウ柄のグラス『RITZENHOFF MILK CLUB』」を1名さま

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
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【締め切り:2009年1月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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_|_| 編集後記 _|_|

幼い頃は待ち遠しかったクリスマス。
今では、そのワクワクはどこへやら。
普段と何も変わらない日になってしまいました。
こうやって大人になっていくのですね。

今年はケーキでも食べようかと思っているイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第101号

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