ストリームス Magazineバックナンバー
┃ストリームス Magazine┃ 2009/4/10発行 第108号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「阿修羅展」などの情報をお届けします。 □■
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今年のサクラ（ソメイヨシノ）もそろそろ幕切れ。今年はお天気にも恵まれ、楽しいサクラ見物をした方が多かったのではないでしょうか。
そんなあたたかな春なのに、インフルエンザが再び流行しているという報告も。街歩きが楽しいシーズンですが、くれぐれもご注意を。
＋CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「アートグッズ」
┣ 印刷豆知識 「映画の字幕」
┗ いまどきの流行りモノ 「阿修羅展」
……………………………………………………………………………
◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第108回
今回は「アートグッズ」
フレッシャーズがいっぱいな4月。ピュアだったころの自分を思い出して、お気に入りの文房具をそろえてみたり、アートなグッズを社会人●周年記念に自分にプレゼント！なんていうのも楽しいですね。
今回はセンスにあふれた、アート系ショップサイトをご紹介します。
●［ラムフロム・ザ・コンセプトストア] http://store.lammfromm.jp/
●［MoMA store] http://www.momastore.jp/
●［art shop pievo] http://pievo.shop11.makeshop.jp/
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第108回
「映画の字幕」
『おくりびと』に『レッドクリフII』、『スラムドッグ$ミリオネア』など、ゴールデンウイークの映画は早くもデッドヒートの様相。
洋画には吹き替え版でない限り、日本語字幕がつきものですが、この字幕、どうやって印刷する（フィルムに焼き付ける）のでしょう？
字幕翻訳者が書いた字幕原稿は、タイトルライターという文字職人が字幕文字を手書きします。次に、その文字を元に凸版を作成。現像所がその版を使って、薬品で映画のフィルムを溶かし、焼き付けていきます。
映画字幕固有のあの文字間隔は、焼き付ける際にフィルムを溶かすので、文字が完全に落ちてしまわないように、文字のどこかに隙間を入れておく必要があったので、あんなふうになりました。
手書きではなく、フォントが使われることも最近は多くなりましたが、あの独特の手書きの味わいがよいのですよね（これは、活版印刷にも通ずるところがあるように思います）。
最近では、この手作りの味わいをそのまま生かしたフォントが登場。映画以外にも、ポスターや宣伝物などで、よく使われているのを目にします。これはほとんどが、映画字幕タイトルライターである佐藤英夫さんの手書き文字をフォント化したもの。名前はニューシネマといいます。トゥルータイプ（TrueType）フォントなどは、ダウンロードして使えます。
TrueTypeなので、印刷に向いてるとは言えませんが、プリンター程度なら問題なく出力できるので、試してみるのも一興かと。
さて、フォントといえば、Windows Vistaでは、ウインドウ周囲の文字表示などで使われるスクリーンフォントの標準として、以前のバージョンと変えて「メイリオ」という書体を新たに採用しています。Vista用に開発された角ゴシックフォントで、語源は日本語の"明瞭"。文字の輪郭を滑らかに見えるようにするClearType表示に対応しています。
これまでWindows用のフォントは、ＭＳゴシックなど、角ばって読みにくいという印象でしたが、「メイリオ」は読みやすく、美しいフェイス。Vistaを使用している方は、Webブラウザの指定文字を「メイリオ」に変えてあげると、文字のドット感がなくなり見やすくなりますよ。フォントの選び方によって、印刷物全体の印象がだいぶ変わるのですね。
残念ながらこの「メイリオ」、印刷物などによく使われるようになった、オープンタイプ（OpenType）フォントはありませんが…
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第106回
「阿修羅展」
東京国立博物館では、3月31日から「国宝 阿修羅展」が始まり、好評を博しています。
仏像界における最高傑作の1つといわれる阿修羅像が、奈良を離れ東京に登場するのは、1952年に東京・日本橋三越で行われた「奈良春日興福寺国宝展」以来57年ぶりのこととか。阿修羅像の体重は14.58キロ。梱包には、細い6本の腕が破損しないように、外箱との間にはワイヤロープをらせん状に巻いた防振装置6基を設置するなどして、内箱の中心に置くアルミ枠に納めたといいます。
じつは、この「国宝 阿修羅展」、従来の仏像展とは違うユニークな宣伝方法も話題。
ここ数年、若年層を中心に「仏像ファン」が増え、仏像鑑賞のパッケージツアーや仏像関連書籍の販売が好調でしたが、その火付け役である、イラストレーターのみうらじゅんを会長に、「阿修羅ファンクラブ」を発足。会員には特製バッチが送付され、スペシャルイベントへ招待される特典もあり、10代や20代の若者も多数参加し、12,000人の会員を集めたといいます。
人気の秘密は、小顔で若々しい顔立ちと、スタイルのよさ。確かに、そういわれてみるとさわやかな仏像で、実物を見たい気になってきます（笑）。
会場では、限定販売の公式グッズ、阿修羅像のフィギュア（海洋堂制作）を販売したところ、大人気で品切れに。現在、フィギュア販売コーナーで予約販売中ですが、製作が追いつかず、4月半ばまでに予約受付を終了するそうです。興味がある人は、いますぐ東京国立博物館へ。
それにしても、テレビでときどき流れる阿修羅ファンクラブ公式ソング「愛の偶像（ラブ・アイドル）」は、インパクトがありすぎだと思います（笑）。
●［国宝 阿修羅展] http://www.asahi.com/ashura/ 6月7日（日）まで
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◆◇プレゼント◇◆
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。今回は「『国宝 阿修羅展』音声ガイド引換券付きチケット」を1名さまにプレゼント。
ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
http://www.streams.co.jp/
【締め切り：4月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
……………………………………………………………………………
_|_| 編集後記 _|_|
4月、入学・進級の時期でもあります。新しい生活が始まるときに桜って似合いますよねぇ。
ウチの娘も1つお姉さんになった顔をして桜の中を通っていきました。頑張れ！
でも新学期に桜の経験はない、北海道出身の渡会
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第108号
編集・発行「ストリームス Magazine」編集室
ご意見・ご感想はお気軽に、st@streams.co.jp までどうぞ。
配信申込・停止は、次のページから行ってください。
http://www.streams.co.jp/
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「阿修羅展」などの情報をお届けします。 □■
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今年のサクラ（ソメイヨシノ）もそろそろ幕切れ。今年はお天気にも恵まれ、楽しいサクラ見物をした方が多かったのではないでしょうか。
そんなあたたかな春なのに、インフルエンザが再び流行しているという報告も。街歩きが楽しいシーズンですが、くれぐれもご注意を。
＋CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「アートグッズ」
┣ 印刷豆知識 「映画の字幕」
┗ いまどきの流行りモノ 「阿修羅展」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第108回
今回は「アートグッズ」
フレッシャーズがいっぱいな4月。ピュアだったころの自分を思い出して、お気に入りの文房具をそろえてみたり、アートなグッズを社会人●周年記念に自分にプレゼント！なんていうのも楽しいですね。
今回はセンスにあふれた、アート系ショップサイトをご紹介します。
●［ラムフロム・ザ・コンセプトストア] http://store.lammfromm.jp/
●［MoMA store] http://www.momastore.jp/
●［art shop pievo] http://pievo.shop11.makeshop.jp/
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第108回
「映画の字幕」
『おくりびと』に『レッドクリフII』、『スラムドッグ$ミリオネア』など、ゴールデンウイークの映画は早くもデッドヒートの様相。
洋画には吹き替え版でない限り、日本語字幕がつきものですが、この字幕、どうやって印刷する（フィルムに焼き付ける）のでしょう？
字幕翻訳者が書いた字幕原稿は、タイトルライターという文字職人が字幕文字を手書きします。次に、その文字を元に凸版を作成。現像所がその版を使って、薬品で映画のフィルムを溶かし、焼き付けていきます。
映画字幕固有のあの文字間隔は、焼き付ける際にフィルムを溶かすので、文字が完全に落ちてしまわないように、文字のどこかに隙間を入れておく必要があったので、あんなふうになりました。
手書きではなく、フォントが使われることも最近は多くなりましたが、あの独特の手書きの味わいがよいのですよね（これは、活版印刷にも通ずるところがあるように思います）。
最近では、この手作りの味わいをそのまま生かしたフォントが登場。映画以外にも、ポスターや宣伝物などで、よく使われているのを目にします。これはほとんどが、映画字幕タイトルライターである佐藤英夫さんの手書き文字をフォント化したもの。名前はニューシネマといいます。トゥルータイプ（TrueType）フォントなどは、ダウンロードして使えます。
TrueTypeなので、印刷に向いてるとは言えませんが、プリンター程度なら問題なく出力できるので、試してみるのも一興かと。
さて、フォントといえば、Windows Vistaでは、ウインドウ周囲の文字表示などで使われるスクリーンフォントの標準として、以前のバージョンと変えて「メイリオ」という書体を新たに採用しています。Vista用に開発された角ゴシックフォントで、語源は日本語の"明瞭"。文字の輪郭を滑らかに見えるようにするClearType表示に対応しています。
これまでWindows用のフォントは、ＭＳゴシックなど、角ばって読みにくいという印象でしたが、「メイリオ」は読みやすく、美しいフェイス。Vistaを使用している方は、Webブラウザの指定文字を「メイリオ」に変えてあげると、文字のドット感がなくなり見やすくなりますよ。フォントの選び方によって、印刷物全体の印象がだいぶ変わるのですね。
残念ながらこの「メイリオ」、印刷物などによく使われるようになった、オープンタイプ（OpenType）フォントはありませんが…
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第106回
「阿修羅展」
東京国立博物館では、3月31日から「国宝 阿修羅展」が始まり、好評を博しています。
仏像界における最高傑作の1つといわれる阿修羅像が、奈良を離れ東京に登場するのは、1952年に東京・日本橋三越で行われた「奈良春日興福寺国宝展」以来57年ぶりのこととか。阿修羅像の体重は14.58キロ。梱包には、細い6本の腕が破損しないように、外箱との間にはワイヤロープをらせん状に巻いた防振装置6基を設置するなどして、内箱の中心に置くアルミ枠に納めたといいます。
じつは、この「国宝 阿修羅展」、従来の仏像展とは違うユニークな宣伝方法も話題。
ここ数年、若年層を中心に「仏像ファン」が増え、仏像鑑賞のパッケージツアーや仏像関連書籍の販売が好調でしたが、その火付け役である、イラストレーターのみうらじゅんを会長に、「阿修羅ファンクラブ」を発足。会員には特製バッチが送付され、スペシャルイベントへ招待される特典もあり、10代や20代の若者も多数参加し、12,000人の会員を集めたといいます。
人気の秘密は、小顔で若々しい顔立ちと、スタイルのよさ。確かに、そういわれてみるとさわやかな仏像で、実物を見たい気になってきます（笑）。
会場では、限定販売の公式グッズ、阿修羅像のフィギュア（海洋堂制作）を販売したところ、大人気で品切れに。現在、フィギュア販売コーナーで予約販売中ですが、製作が追いつかず、4月半ばまでに予約受付を終了するそうです。興味がある人は、いますぐ東京国立博物館へ。
それにしても、テレビでときどき流れる阿修羅ファンクラブ公式ソング「愛の偶像（ラブ・アイドル）」は、インパクトがありすぎだと思います（笑）。
●［国宝 阿修羅展] http://www.asahi.com/ashura/ 6月7日（日）まで
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◆◇プレゼント◇◆
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。今回は「『国宝 阿修羅展』音声ガイド引換券付きチケット」を1名さまにプレゼント。
ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
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【締め切り：4月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
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4月、入学・進級の時期でもあります。新しい生活が始まるときに桜って似合いますよねぇ。
ウチの娘も1つお姉さんになった顔をして桜の中を通っていきました。頑張れ！
でも新学期に桜の経験はない、北海道出身の渡会
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