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2024.04.05

既視感のあるサメ

桜も満開に近づく今日この頃。
新年度を皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はサメ映画を観ています。なので感想を書きます。

なんかどっかで見たことのあるフォントですね。

「トイ・シャーク」

みんな大好きポロニア監督の新作サメ映画です。
パペットシャークに続きぬいぐるみのサメとなっています。流行りなんですかね。
パッケージでは実写っぽいですが、実写のサメは冒頭5分で退治されます。ネタバレです。
本編ではIK○Aとかで見たことあるようなサメのぬいぐるみが、実写の人を襲いまくります。ネタバレです。

主人公は右下の少年。離婚で離れ離れになった父親から贈られたサメのぬいぐるみを喜び大事にしますが、実はそのぬいぐるみには父親の退治したサメの怨念が取り憑いており、迷惑なお隣さんや意地悪なシッターやその友人達を次々と…といったストーリーです。多分。
視聴の途中で少し意識が飛びましたが、多分きっとそんな感じです。中央のピエロに見覚えがありませんが、多分食べられたか何かしたのでしょう。どなたかどうぞ確かめてみてください。私は遠慮しておきます。

今作もポロニア映画でお馴染みの雑コラ感・手作り感あふれるクオリティが素晴らしい今作ですが、とくにぬいぐるみサメの変貌ぶりには注目です。
普段はI○EAっぽいふわもこのサメちゃんが、人を襲う段になると鋭い牙が生え眼を血走らせ、ついでになんか棘まで生えた恐ろしい形相に変わるのですが、その姿には中々迫力があります。美術担当さんの努力が伺えます。

途中で寝てしまったせいで些か内容が少ないような気もしますが、まあサメ映画ですし致し方ないでしょう。サメ映画ですし。
内容が気になる方、ぜひともご自身で視聴してみてくださいね!きっとよく眠れますよ!!

2023.09.12

サメ映画のお時間です

残暑厳しい今日この頃。いや暑すぎ。
元々限りなく少ない行動力もこの暑さで完全に消し炭となり果て、今夏のさまざまなサメ映画イベントを逃しました。暑さが憎いです。

とどのつまり、例によってブログに書くネタがありません。
ですので今回もまたサメ映画感想で誤魔化します。


「パペット・シャーク」

かの悪名高い「ジュラシック・シャーク」や「ウィジャ・シャーク」でサメ映画会で名を馳せるブレッド・ケリー監督の新作サメ映画です。

見てくださいこのサメ映画とは思えぬ愉快でかわいいパッケージビジュアル!
低予算サメ映画といえば「ぬいぐるみかな?」と思うようなゆるいサメがよく登場しますが、なんと今作はサメどころか登場人物全てがぬいぐるみです。斬新ですね。
某セ○ミストリートを彷彿とさせるパペット達がとてもキュートです。
よく見たらボートに書かれた文字でも思いっきりパロってますね。確信犯です。

劇中に登場するサメ。ふわふわですね。

パッケージだけでなく今作は内容もキュートです。
普段のブレッド・ケリー監督のサメ映画といえば、安っぽい血飛沫あり、飛び散る肉片あり、爆発あり、ビキニのお姉さんあり、謎の森を歩くシーンあり、の小さいお子様にはとても見せられないような内容ですが、今作ではそういった過激なシーンはほぼ無い上に、表現がパペットなので極限までマイルドになっています。

まあ、主役の少年二人の声優を監督の幼い息子さん達が担当しているので、さすがに内容を過激にするわけにもいかなかったのではないかと思われます。
幼いうちから低予算サメ映画に出演させられる息子さん達の将来が心配です。

ストーリーもほほえましい(?)ものとなっており
・キャンプに来た少年たちが語るマシュマロ大好きなサメのお話
・海の中でクラブ経営をするサメのお話
・サメと歯医者さんのお話
・ジュラシック・シャークのセルフパロディ
など、大変に可愛らしい内容です。小さいお子さんも安心して鑑賞できますね。

オムニバスという形式のおかげで、無駄なシーンが極めて少なく、監督の普段の作品だと内容の8割を占める中弛みが劇的に改善されており、「クソサメ映画は途中で寝ちゃって…」という方々でも安心です。
ジュラシック・シャークのセルフパロディもあるので、元々サメ映画好きの方でも楽しめることは請け合いです。
(贅沢をいえばウィジャ・シャークのパロディもして欲しかったところですが、あちらは続編が他の他の監督の元で作られている為、権利の関係なんかで難しかったのでしょうかね…)

まだまだ夏のように暑い今秋、皆さんもご家族揃ってのパペット・シャーク鑑賞はいかがでしょうか。
私は責任を取りません。

2023.04.06

例によって

代わり映えのない日を送っていますので、ブログのネタがありません。
なので今日は最近観たサメ映画の感想を書きます。
困った時のサメ頼みです。

映画「シャークラブ」

合体モンスター系サメ映画界の巨匠、ペンシルバニアのスピルバーグことマーク・ポロニア監督の新作サメ映画です。
今作ではシュモクザメとカニが合体しています。独創的ですね。

アメリカでの公開に先駆けなぜか日本で公開された本作は、髭もじゃの潜入麻薬捜査官のブラドック刑事が主人公。
「HT25」と呼ばれるドラッグを追う主人公は、敵対者を次々と消し勢力拡大中の凶悪組織に潜入し、そこでボスの愛人といい仲になり…
といった、サメ映画でありながらハードボイルド風味のクライムサスペンスのような何かとしての側面の強い作品です。

初手から主人公のモノローグで始まり、ほぼ全編主人公の回想で進む今作は、監督の新たなジャンルや手法を開拓しようという意欲が大いに感じられる挑戦的な映画です。
サメはいつものパペットクオリティの可愛いヤツではありますが、ストップモーションやクレイアニメなど今まで使ってこなかった表現手法も多く取り入れ、サメや他のクリーチャー達の魅力を一層引き出しています。
とはいえやはり、いつもの山盛りの資料映像・意味不明なカット・解りにくい人間関係・単調なシーンの連続・登場人物達の意味不明な行動原理…などは相変わらず健在です。しかしそこが良い。

様々な新たな挑戦を感じられる今作は、推し監督の作品ということを差し引いてもサメ映画の中でもかなり良い出来であると感じます。(もちろん「Z級クソサメ映画」というジャンルの中で、での話です)
何よりカニザメちゃんのデザインもとても可愛らしい。
今後のポロニア監督の作品への期待が高まる作品でした。

   

ちなみに、上のパッケージ画像にある「サメの時代は終わらない。」という文言。
これは、シャークラブに先行して公開されたカブトガニホラー映画「キラーカブトガニ」の煽り文で売られた喧嘩を買ったものです。

「サメの時代は終わった。」
もう、もろに喧嘩を売っています。

カブトガニに売られた喧嘩をカニザメが買う…なかなかシュールな戦いが幕を開け…るんでしょうか?
「キラーカブトガニ vs シャークラブ」が制作される日を、私は待っています。

サメ映画愛が詰まった「シャークラブ」
是非みなさんも休日を浪費したい時や脳みそ溶かしたい時に鑑賞してみてください。

2022.11.11

皆既月食

11月9日は皆既月食でしたね。
前回の皆既月食は2018年、さらに海王星が月の後ろに隠れる惑星食も合わせると、同時に見られるのは実に442年ぶりだとか。
442年前となると、日本は戦国時代の世、織田信長が亡くなる本能寺の変の2年前。信長も城の天守閣から月蝕を眺めながら髑髏の盃で月見酒、なんてしていたんでしょうか。

今回は関東も晴天だったので、残業もそこそこに会社を出ると、だいぶ欠けが進んでいる月がよく見えました。

下半分ほどが欠けています

自宅に着く頃にはほとんどが影になり、だいぶ赤色に染まっていました。

ほぼイクラ

月って肉眼で見るとだいぶ大きく見えるのに、スマホのカメラで撮るとめちゃくちゃ小さくなってしまうのはなんででしょうね。

次の惑星食と同時の皆既月食は322年後だそうです。
2344年の人達は何を思いながら月を見上げるのでしょうね。
というか、まだ人類は残っているのでしょうかね。

2022.06.10

びっくりするほど何もない

何もないのです、ブログに書けるようなネタが。
流石にまたサメ映画について熱く語るのもはばかられるので、GWに実家に帰省した際に遭遇した生き物の写真でも載せて、お茶を濁しておきます。

庭の石垣にいたへびちゃん、シマヘビ…かな?

実家では「庭先で蛇を見つけたら嬉々として他の家族にも知らせて、他の家族も嬉々として見に行く」という謎の奇習があるので、この時も父に呼ばれて嬉々として見に行きました。
日向ぼっこ中だったのか迷惑そうな顔されましたが、可愛かったです。

日向ぼっこしてたタヌキちゃん

こちらも父から知らされて庭に出てみると目が合ったタヌキちゃん。
近づくと引っ込んでしまいましたが、ちょいちょい出てきて日向ぼっこしていました。
いつの間にか縁の下に住み着いていたらしいです、飼っている猫が脱走して縁の下に潜った際に遭遇して一波乱あったとか…猫よく無事だったな。
疥癬なのか下半身が禿げてるのが痛々しいです…が、日向でうとうとする姿はとても可愛かったです。
夏になったら畑のトウモロコシ荒らすんだろうなぁ…

よし、こんなもんで濁せたでしょう。
やはりネタに困ったら動物の写真載せとくに限りますね。

2022.01.20

カワウソ触った

コロナの影響で実家への帰省が叶わず、もふもふ欠乏症にかかっていた時、池袋にあるカワウソカフェへ行ってみました。
カフェといっても飲食は無しで、フクロモモンガ・コツメカワウソとふれあいができるというお店。

行ってみると何組かの先客が階段に並んでいました。やはりみなさんモフに飢えてらっしゃる。

カワウソの前にフクロモモンガと触れ合い。

モモンガちゃん

わりかし無造作に渡されたモモンガちゃんを撫で…撫で…な…
撫でられない!じっとしない!!めっちゃよじ登ってくる!!!
やはり高いところが好きなのか、ガッシガッシ腕をよじ登り頭頂部に登頂されまくりました。
首の後ろに回られると、下手に掴むと落としてしまいそうでおっかなく、幾度もスタッフさんに助けを求める事態に…

「きゃ〜かわいい〜」とか言っている余裕無く、ひたすら逃亡を図るモモンガを手の中に収めておくのに必死でした。

目ぇ…でっかぁ…

ひとしきりモモンガと戯れた後に、カワウソエリアへ移動。
ケージに入ったたくさんのカワウソ達…わかっていたけど獣臭い。
キュイキュイ言いながらケージの隙間からちっちゃい手を伸ばしておやつや遊びの催促、めっちゃ可愛い。
スタッフさん曰く「指を握ってケージの中に引き込もうとしますけど、引き込まれたら齧られるので気をつけてくださいね〜」
なにそれこわい。

券売機で購入しておいたおやつをあげたり、ケージ越しにじゃらしたりしたのち、お待ちかねの触れ合いタイム。
区画分けされたサークルに入り思う存分もふもふを…もふもふ…も…めっちゃ動き回りよる
サークルの中をヒャッハー!とぐるぐる動き回り全くモフる隙がない。とても元気。

スタッフさんがなんとかなだめてくれようとするも、余計に興奮したのかサークルの中でマーキング!慌てて拭き取るスタッフさん!
そしてスタッフさんが他のスタッフさんに気を取られている間に、再び!無慈悲な!マーキング!!
「えっ?!また??!!」驚くスタッフさん!!
縄張り意識が高い。

ようやく落ち着いてきたカワウソくんをようやくもふもふできたと思ったら、ここで無念の時間切れ。モフ足りない…

そして帰り支度の最中に気づきました、
カワウソ愛でるのに夢中で、写真撮り忘れた…

その後年末に無事帰省して、実家の触り放題の犬と猫によって、ようやくモフ欲を満たされましたとさ。
どっとはらい

2021.08.13

川に、湖に、丘に、雪山に、空に、家に、たまに海に

夏です、真夏です。
夏といえばホラー映画…と言いたいところですが、今年の私はまた別のものにハマっております
サメ映画です

サメ映画といえばスピルバーグ監督の名作「JAWS」や、
あのイケメンのハゲ、ジェイソン・ステイサムが活躍する「MEG ザ・モンスター」などのビッグタイトルが有名ですが、それら燦然と輝く名作の影に隠れた無数の影の存在、B級とおり越してZ級な、
いわゆる「クソサメ映画」が今とても熱いのです!

「クソサメ映画」と言いましてもその「クソ」さの程度は千差万別です。
大物役者が出ていない低予算なだけで普通に楽しめるもの、ストーリーはいいのにCGが残念なもの、役者が大根なもの、ストーリーも意味不明だし登場人物の行動も意味不明だしサメも着ぐるみなものetc…
そして何より個性的すぎるサメの数々、
竜巻で飛んできたり、幽霊だったり、頭が複数あったり、悪魔に取り憑かれていたり、タコと合体していたり、原子力パワーを持っていたり、クソCGだったり、サモメだったり…

上記のサメ映画はまだだいぶ”まとも”です、
友達や恋人と笑ったりツッコミを入れながら観るのにピッタリ!
かの有名な「シャークネード」と同じくらい楽しめます。

そこそこ人気の〇〇ヘッドジョーズシリーズ
一作目は中々観るのがしんどいですが、二作目以降は予算がついたのか徐々に有名どころの役者さんも出て、ストーリーも面白く(当社比)なります。

サメでタコなシャークトパスシリーズ
こちらも1作目で人気が出て予算がついたのでしょう、3作目まで来るともう製作陣の悪ノリが伝わってくるような面白さです。
わりと癒し系。

ここいらは、観るのに覚悟が必要です。
盛大に意味不明なものを見せられる覚悟と、時間を無駄にした絶望感に苛まれる覚悟が必要です。

Amazonプライムで実質無料で観ても、観たこと自体を激しく後悔するものも少なくありません。
しかしそれでも観たくなる!サメ映画なしでは生きていけなくなる!そんな謎の魅力に囚われた私は、めでたくサメ映画ジャンキーと成り果てました。

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