2023.10.16
新卒で会社に入ったときや、転職活動で人生に迷ったときに、友達にすすめられたインド映画について書きます。
あらすじ
あなたの人生が光り輝くヒントがきっとある!大学時代の親友3人が織りなす、至高の人生感動エンターテインメント。 舞台は日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。未来のエンジニアを目指す若き天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械よりも動物が大好きなファラン、なんでも神頼みの苦学生ラージューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させるハチャメチャ珍騒動を巻き起こす。 彼らの合言葉は「きっと、うまくいく!!」 抱腹絶倒の学園コメディに見せかけつつ、行方不明になったランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。その根底に流れているのは、学歴競争が過熱するインドの教育問題に一石を投じて、真に“今を生きる”ことの素晴らしさを問いかける万国普遍のテーマなのだ。
きっと、うまくいく – 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
「自分は何をしたいのか」
親にすすめられた、未来が保証されたエンジニアを目指す主人公たち。でも、自分のしたいことして、前に進み続けるランチョーを見て、徐々に自分の気持ちを取り戻していきます。
ルールや、しきたりでがんじがらめになっている場を、ランチョーの意思やユーモアがやわらかく溶かしていく様子は見ていてとても心地よいです。自由に見えるランチョーにも逆らえない事情もあって、変えられないことを受け止めつつ、「自分はどう生きるべきなのか」を常に問いかけている作品です。
自分は何をすべきなのか悩んだ時に、ぜひみてみてください。
2023.04.26
相変わらず、時間を見つけては少し前の名作を鑑賞してます。
名前は知ってるけど、内容は見たことなかったアニメを見たので、それについて書きます。
あらすじ
願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。
引用元:魔法少女まどか☆マギカ – Wikipedia
1度目と2度目で見方が全く変わる
序盤は伏線が多すぎて、ストーリーがよくわからないまま進んでいく。しかし、最後の3話ほどですべての謎が解き明かされていきます。その”繋がる”感覚は、推理小説を読んでいるようです。セリフ回しも、そのキャラクターの背景、現在おかれている状況が如実に反映されており、想像力を掻き立てるようになっています。
謎が解けたあとは、物語と登場人物たちを見る視点が全く変わるはずです。
個人的には、2度目の鑑賞時に会話シーンを中心に見返すと、いろんな意味に気づけて、良かったです。
分かりやすいコンテンツが求められる場合も多くありますが、受け手の想像力を掻き立てるような、余白がある設計も時には必要なのだなと感じました。
魔法少女まどか☆マギカは、新世紀エヴァンゲリオンのように、アニメが原作で作られたものとのこと。昨今はSNSではやった漫画や売れている漫画のアニメ化が多いけれど、ここまで緻密に作られている構成はすごいとしか言いようがないです。
2022.12.05
最近見た映画で、すごく元気をもらったものについて紹介します。
あらすじ
陽気で天然ブロンド美人のエル・ウッズ。大学ではファッション販促を専攻し、成績も優秀で女性社交クラブの会長を務めるほどの人気者。そんなエルがいま何よりも待ち望んでいるのが政治家志望の恋人ワーナーのプロポーズの言葉。しかしある日、ワーナーが切り出したのは別れ話。議員の妻にブロンドはふさわしくないというのが理由。突然のことに動転するエルだったが、ワーナーがハーバードのロー・スクールに進学すると知ると、自分もそこに進みワーナーに認めてもらおうとファイトを燃やし、みごと超難関の試験を突破するのだったが……。
引用元:キューティ・ブロンド の映画情報 – Yahoo!映画
自分のスタイルをまっすぐに突き通す、エルの美しさ
映画の冒頭から、恋人に振られるという衝撃展開から始まる本作。それをきっかけに未知の領域に踏み込み、自分のものにしていく行動力がとにかくすごい。
何度もくじけそうになっても、自分の気持ちに素直に、自分にできることを前向きに頑張るエルの姿には元気をもらえる。エルの求心力が本当にすごい。まっすぐに人の気持ちも受け止められるエルの周りには自然と人が集まってくる。集まってきた人は、元気をもらって前向きに人生を踏み出すという好循環が止まらない。自分もエルのように、かかわった人に対していいループを生み出せるような人になりたいな、と思った。
最初は自分とはタイプの違う人だな、という印象だったが、最終的にはすごく応援したくなっていたので、ぜひ、元気を出したい人は見てみてほしい。
2022.07.05
名作エンタメに触れる機会を継続しているので、今回はゲームの名作MOTHERについて書こうと思います。
MOTHERというゲームについて – ほぼ日『MOTHER』プロジェクト – ほぼ日刊イトイ新聞
きっかけ
MOTHERはタイトルだけ知っており、いろんなものに影響を与えているレジェンド的作品という印象でした。実際に触れてみようと思ったのは、Toby Foxさんの “UNDERTALE” がきっかけでした。
こちらもゲームなのですが、音楽、ストーリー、細部の作りこみがすごい、クオリティが高い作品です。世界中にファンが多く、”誰も死ななくていいやさしいRPG ” というキャッチコピーで有名です。TobyさんはMOTHERシリーズのファンであり、 UNDERTALE のルーツはMOTHERにあるという話を聞いたことがありました。そこで、より深く知りたいと思い、MOTHERをプレイしてみました。
なぜ “MOTHER”なのか
実際にプレイしてみると、UNDERTALE と同じように音楽やストーリーのクオリティが高く、せりふ回しが独特で面白かったです。MOTHERも敵を “倒す” のではなく、正気に戻したり、おとなしくさせたりする戦い方をするので、その基本的な姿勢も UNDERTALE を思い出しました。当時の子どもたち、現在の大人たちもワクワクしながらプレイしたんだなと思うと、なんだか感慨深かったです。
なぜタイトルがMOTHERなのか、という疑問があったのですが、エンディングまでプレイすると自然と意味が分かりました。ラスボスの異星人であるギークを倒すときに、”歌” を歌うことで倒すのですが、その歌はかつてギークが幼少期に聞かされていた子守歌なのです。どんな攻撃も通らなかった異星人も、人間と同じで幼少期の温かい記憶は響くものがあるのだなと思いました。
母性的な匂いのするものを作りたかったんです
これはMOTHERシリーズのディレクター 糸井重里さんの言葉です。
以前の雑誌のインタビューで下記のように答えているようです。
今のゲームって非常に父性的なんですよ。父親の罠を息子が攻略していくみたいなね。だから母性的な匂いのするものを作りたかったんです。例えば、最初に円盤が出てくるけど、それはマザーシップだし、お母さんも出てくる。そんな母性(マザー)的な要素を入れたかった。それに僕たちって母親が作った人間なんです。父親が作った人間ってすごく少ないと思いますよ。
The 64DREAM 1996年11月号(創刊号)より。
引用元サイト:https://www.charapit.com/mother/interview/199611.htm
実際にMOTHERの中には優しいママがいたり、包み込むような優しい表現が多かった気がします。
当時のゲームとして、舞台設定や音楽へのこだわりなどかなり斬新な部分が多く、そこも話題となったようです。
名作と呼ばれるものは細かい部分への作りこみと、愛情、そして、表現したいものへの追及が必要不可欠なんだなと感じました。
現在はNintendo Switchのバーチャルコンソールでも遊べるようになっていますので、ぜひ遊んでみてください。
2022.02.20
最近、自分が今まで触れてこなかった名作エンタメ作品に触れる機会をつくるようにしています。
名作といわれる評価が高いものは、人の感情を動かすエネルギーを持っていて、いろんなことを考えさせられるなあと思います。
今回はその中でも、いろいろと考えさせられた表題の洋画について書きたいと思います。
あらすじ
ゲイバーで働いている男性”ルディ”は、同じマンションに住むダウン症の男の子”マルコ”に出会う。マルコの母親は薬物の所持しており、警察に捕まってしまう。もともと育児放棄の状態にあったマルコをルディが発見し、保護するところから物語は始まる。
ルディはゲイバーのお客として来ていた検察官のポールと恋に落ち、ポールと一緒にマルコを育てていく決意をするが、様々な壁にぶつかることになる。
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感想
映画を見た後に強く感じたのは、ルディの愛の深さでした。本作品の舞台は1970年代であり、現代と比べてゲイへの風当たりが強いものでした。マルコの幸せを守るためにルディが戦おうとすると、本質とは関係ない部分で世間から傷つけられる場面があります。しかし、ルディは世間の目には負けず、あくまでもマルコを幸せにすること、マルコにとっての幸せを考えて行動していきます。実際の親子ではないのに、そこまで他人のことを考えて行動できるルディはとても愛情深く、強い人だと思いました。
もう一つ感じたのは、子どもも意思をもっていて、それをないがしろにしてはいけないということでした。昨今、「毒親」というキーワードを見かけることがありますが、子どもの人生に関わる選択においては、やはり自分で選ぶという体験をさせてあげることが大事なのではないかと思います。
また、その選択を見守り肯定してあげることも大事だと思いました。
2021.09.17
江戸川橋で個人的におすすめのランチを紹介します。
今回は和定食が食べられる「居酒屋 あんばい」です。
メニューは日替わり定食を含む定食がメインで、小鉢やみそ汁もついており、満足感があります。
みそ汁にしそが入っているのが珍しいな~と思います。
全品800円でお手頃にバランスよい定食が食べられます。
ちょっと渋い見た目なので、女性は入りにくいかもしれませんが、一人のお客さんも多いので、入ってしまえば意外と気になりません。
気になった人はぜひ行ってみてください。
牛もものポン酢掛け(日替わり)
サバ竜田揚げ(レギュラーメニュー)
お店詳細
〒 112-0014
東京都文京区関口1丁目48−9