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2012.06.11

梅雨入りしました。

先週の土曜からとうとう関東も梅雨入りですね。

なぜ「梅雨(つゆ)」と言うのかと言いますと、もともとは中国から「黴(かび)」の生えやすい時期の雨と言うことで「黴雨(ばいう)」として伝わりました。

しかし、日本では「黴」と言う言葉は語感が悪いので、同じ「ばい」でこの季節に合った「梅」の字を使い「梅雨(ばいう)」とされたそうです。

それが、江戸時代頃より「つゆ」と呼ばれるようになりました。

「梅雨」は俳句の世界では「夏」の季語となるようです。有名な俳句として、与謝蕪村と言う俳人の詠んだ

『五月雨や 大河を前に 家二軒』

と言ううたがあります。

意味は「降り続いた五月雨のせいで水かさが増した大河が轟々と流れている。その大河の前に家が二軒立っているが水の流れに今にも押し流されてしまいそうだ」とその情景を見た与謝蕪村の心情が詠まれています。

…って、のんびり俳句作ってないで助けろや!と言う突っ込みをしたいところですが、この俳句を「名句」だと後世まで残させる与謝蕪村のパワーってすごいなぁとなんだか感心してしまいました。

さて、梅雨と言えば、あじさい。あじさいと言えば鎌倉の成就院ですよね。

縁結びでめちゃくちゃ有名なお寺さんです。恋愛成就と関係なく行ってもあじさいが見事です。

平日に行くと観光客も少なく、一面のあじさいに落ちた水滴が光り、なんともノスタルジックな気持ちにさせてくれます。古都京都も素晴らしいですが、日帰りで鎌倉めぐりなんてのもなかなかオツなんじゃないかと思う若林でした。

しかし、そこには重大な問題が!

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