小川西遊記 Vol.2
Vol.1で掲載したように、北京空港は昨日の影響で搭乗カウンター前は大混雑。奥ゆかしい日本人には、アノ中国人の図図しさには対抗すべくもなく呆然としていると、正義の味方の中国人男女が登場。我々の荷物を持ってカウンター前に割り込んで搭乗手続きを代行。HIS(旅行代理店)も粋な計らいをしてくれる。と思っていたところ、手続き終了のあとに突然お金の要求。一人あたり100元を要求。なんだ、こりゃ!騙された事にやっと気づき、半分だけ払ったのですが、男が独り占めして知らんぷり。手続きは女性のほうがやっていたので、かわいそうに思ったのですが、すがってくる女性を後に搭乗手続きに急ぎました。よくよく考えれば、中国人に我々がHISのツーリストなんて分かるわけがないんだけど。よっぽど呆然としていたんだと思います。
9時30分に西安に到着。当然現地係員が待っているものと思っていましたが、お迎えはなし。昨晩我々が到着していないのだから、当然現地係員は朝から北京からの便を待つでしょう。我々の現地係員(HIS)はいなかったのですが、JTBの現地係員が連絡をとってくれて途中まで送ってくれることになりました。40分位車に揺られて現地係員(HIS)のもとに。現地係員(HIS)は悪びれる様子もなく、出迎えなかった事を詫びるでもなく、人ごとのように”大変でしたね、でも本日は予定通り回ることができます”。なんて、しらっと話していました。今日の見学のメインは、兵馬俑です。これだけが心配だったので一安心でしたが、なんとなく腹立たしかった。本日は予定通り回ることができます。の意味もこのあとの展開でよく判りました。続きはVol.3で。