Home > 12月 17th, 2012
2012.12.17

記憶に残らないもの、記録に残そう!

えっ、もうあっしの番すか? 早いもんですね。

そうそう。早いといえば早いもので、気がつけば父親暦が10年になっていました。

おどろき。おどろき。

父親として10年が過ぎたかと思うと、とても感慨深いものがある。うーん。

まぁーともあれ、父親として出番の行事がまたまたやってきて、

先月ですが、我がこどもたちの授業参観にいってきました。

驚いたことに、10歳になる小学4年生のおにーちゃんの授業のレベルが、

去年よりはるかに上がっていた。

身近にある疑問を題材として、自分なりに研究し、

それをまとめたものをみんなの前で発表する形式のものでした。

情報の収集やその要約、そして表現力・発言力など、ちょっとしたプレゼン能力が問われているような感じ。

スゴイ…。今の4年生。

はたして、ボクらなんかの時代は4年生でここまでしましたでしょうか? ちょっと疑問です。

 

さて、おにーちゃんの発表はさておき、本題はここからです。

なんと、今回の授業参観でいままでにない現象を体験してしまいました。

「人が教室から消えた!?」

授業が終わり、帰りのHRが終わった次の瞬間、……………いつのまにかに教室から父兄が消え去っていた。

「えーっ! 何、なにっ!? なんでだれもいないの?」

子供が幼稚園の頃、父兄たちは参観日の最後には教室に残り、

飾られた子供たちの作った絵やら工作などの作品を バシバシとカメラにおさめていたけれど、

今この教室にはボク以外だれも残っていない。 (去年は何人かは残って写真を撮っていたはずだが…。)

3年生と4年生ではこうもかわるのか?

ボクは教室の後ろ側でしばらくひとり、

壁に飾られた作品とファインダー越しにさみしくにらめっこしていました。

 

まぁ、たいがいの作品は最終的には家に持ち帰ってくるけれど、

待ち帰らない作品もあれば、 展示中に壊れて、原型がなくなった状態で持ち帰る場合もある。

それに、なによりクラスのみんなでつくった共同作品なんかは

ぜったい持ち帰れないのだから、こどもの思い出の作品として、

カメラに押さえておいて損はないのではないのでしょうか。

いつかは記憶からなくなるちょっとした思い出も、 写真に残しておけば、

こどもたちが大人になって写真を見返したとき、

懐かしく思い出してくれればと思って「パシャ」りました。

 

ちなみに、ウチのかみさんも彼ら(その他父兄)と同じ人種で、

早々と下の子(2年生)を迎えにおにーちゃんとこの教室から去ってしまった。

 

そして、おにーちゃんの教室の撮影が済み、下のチビの教室へ直行。 それで、なんと、

カメラを片手にしたパシャ族発見!! 二人だけど…。 でも、なんだか、ちょっと安心しました。

 

そして今月に入り、昨日の日曜日。子供たちが持ち帰ってきた一年分の作品をカメラに納めました。

なぜなら、最近作品をしまう収納スペースのなくなってきたので、

いくつか処分しないといけないからです。かわいそうだけど…。

平坦な絵であればそんなにかさばらないけど、モールやらなんやらで付属品の多い立体感ある作品ばかりなのです。

さらば、こどもたちの作品たちよ。 これからは、写真として何度も再生できる永遠の命を纏い、新たな人生を歩むのだーっ!「パシャ」。

PAGE TOP