2013.09.03
ちょっと前に観た映画のことなど。
先日、といってもだいぶ前ですが、ハーモニー・コリン監督の「スプリング・ブレイカーズ」(2013年)という映画を観に行ってきました。
ハーモニー・コリンというと自分の中ではやっぱり「ガンモ」(1997年)です。
当時はホワイト・トラッシュという言葉すら知らなかったのですが、「ガンモ」の登場人物のどこにも行かれない感じというのは、やけに生々しく、印象に残ったものです。
「スプリング・ブレイカーズ」は映像が洗練されていて、音楽もスクリレックスが担当しているなど、今風の作品になっていました。
ただ、やはりホワイト・トラッシュの物語は続いていたのでファンとしては安心しました。
ハーモニー・コリンは画集なども出版していますが、個人的にはやはり映像が一番面白いです。
面白いといっても、作家性が強いので誰が観ても喜ぶ作品ではないですが、映画をたくさん観る人は楽しめるかもしれません。