アジアの移動あれこれ パート2
アジア移動ネタ第2弾です。 注:2001年当時の状況です。
【1】冷凍バス (インド)
インドのデカン高原を夜行バスで南下していた。日中は暑いが、夜はそれ程でもない。あれ?寒いぞ。
窓を閉め切っているのに傍から風が容赦なく入ってくる。
現地人しかいないオンボロバスとは言え、どうして?
Why Indian peaple ? 閉め切っているのに大きな隙間があるのは、設計ミスだろ!
By 厚切りガンジー
所持している全ての物を身にまとったが、寒くて眠れない。そして、朝が。
6時に乗り換えの町に到着。
次のバスでも震えが止まらない。そして、昼近く。2回目の乗り換えの町に到着。
昨日までTシャツ短パンで汗かいていたのが嘘のように震えが止まらない。
芯まで冷えるとはこういう事なのか。
目的地で昼飯(もちろんカレー)を食べるころにはTシャツ短パンに戻っていた。
【2】ジャンピングバス (カンボジア)
シェムリアップからプノンペンへのバス移動。日本で言えば大阪から東京へ移動するような感じだ。
だが、しかし。この最重要幹線道路には問題がある。舗装されているのだ。
は?と思った人、正常です。正常でないのは舗装道路です。穴だらけです。でかいです。未舗装の方が走りやすいです。
でも、バスは飛ばします。すると、何が起こるかというと、バスがジャンプします。無防備だった自分は天井に頭を強打しました。
痛いです。とても痛いです。それからずっと、前の座席にしがみついていました。朝から晩まで。
想像してください。バスの座席に座っていただけなのに、天井を突き破る勢いで跳ね上がる様を!
マンガか!
【3】スピードボート (ラオス)
ラオスの古都ルアンパバンからタイ国境のフエサイまでメコン川をスピードボートで遡上します。
7人乗り位の細長い木船にモーターを取り付けた代物です。知る人ぞ知る絶叫マシーンです。
何せ、数年前に岩に激突して外国人旅行者が死んでいます。
でも、もう大丈夫です。その教訓からヘルメットと救命胴衣が義務付けられました。
さあ、出発。メコン川もこの辺りまで来ると川幅は狭く、岩も多い。
そこを体感速度100kmでぶっ飛ばす。
これ、危ないよ。死人出るでしょ、これじゃ。防具なしでは怖すぎるよ。
先に死んでくれてありがとう。
不謹慎ですが、偽らざる気持ちです。でも、死人が出てもこのスピードを出せる神経って。。。