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2015.10.05

インドの商売人あれこれ

インドでは乞食も立派な職業なだけに、様々な商売人(詐欺人)が存在する。

(1)路上カットフルーツ屋

日本だとホームレスにしか見えない小汚い爺が路上でしゃがんでいる。パパイヤを売っていた。注文すると、不浄の左手(尻を拭く手)の上に俺のパパイヤを載せ、刃が真っ黒に汚れたナイフで切り始める。そこら辺で拾ったと思われる葉っぱを編んだ器に入れて、小枝を差して出来上がり。凄いサービスではないか!パパイヤが汚れているけど。。。

 

(2)列車案内人

長距離列車の2等寝台に乗り込もうとすると、俺の切符を勝手に見て席に案内しようとする青年が。彼は俺を導くように進んでいくが、勿論これは「おもてなし」ではない。彼と距離を置いて自分で席に到着した感を全面に出す。案の定、案内料をよこせと言う。睨み合う二人。ここで切れる旅行者がよくいるが、それは最後の手段だ。少し睨み合った後、ニコッとしてみた。すると、向こうも笑顔になり握手を求めてきた。結局、俺と握手しただけで列車を降りて行った。彼もダメ元でアプローチしているだけなので、こちらの対応次第では素直だったりする。

 

(3)髪を切るだけでは許してくれない床屋

床屋に行った。100円以下だったと思う。髭が伸びていたが、髭剃りを断った。何故なら、散髪代より高かったから。ヘッドマッサージを勧められたが、断った。何故なら、散髪代より高かったから。店のオヤジがみるみる不機嫌になった。散髪は終わっていたが、頭はビショビショ、髪の毛の切れ端がたくさん付着したまま放り出された。宿で頭を洗わねば!

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