「スタンド・バイ・ミー」なヤツ
いよいよ「第88回アカデミー賞」が近づいてきましたね。
最もボクにとって魅力のある作品が毎年受賞しないのであまり興味ないですが…。
でも今回は作品賞ではないけれど、ちょっとお気に入りの女優さんのルーニー・マーラが
作品「キャロル」で助演女優賞にノミネートされているので、頑張ってほしいところです。
この女優さんは同作品で「第68回カンヌ国際映画祭」の女優賞をとってましたね。拍手。
さて、
話はかわって
最近、自分の部屋があるのにリビングで勉強する子が増えてきていると聞いたことがあるが、
我が家の上の子ものまさにそれである。(中学1年生の13才)
試験期間中は深夜までリビングで勉強しているので
ボクの唯一の楽しみである映画鑑賞がしずらくなってしまいました。
いくらボリュームを下げても子供の目の届く範囲では
R18の映画はもってのほかで、R15いやいやPG12すらどうしたものか、
鑑賞できるジャンルが狭まってしまいました。
例えばあの名作「スタンド・バイ・ミー」すらPG12に指定されているのに。
おそらく12才のクリス(リバーフェニックス)がタバコを吸っていたからかな?
最もPG12では、保護者の管理のもとであれば12歳未満でも鑑賞できるので、
13才を過ぎてるウチの子はOKといったところか。
以前は性的な描写がかなりレイティングの重要な判断要素とされていましたが、
最近は、暴力や殺人、反社会的行為の描写も厳しくなってきていますね。
ボクの好きなアクションやホラーは結構R指定が多く
まだまだ家で気軽に視聴できないのが現状なのです。
しばらくは丑三つ時過ぎたあたりからの映画鑑賞会が続きそうです。
しかし、ウチの子はよくリビングで勉強できるものだ。
どうやらリビングが一番落ち着くらしくて、休日は自分の部屋にこもることなく
一日中リビングにいるウチの長男。友達からの誘いの電話があっても、断って
家でゴロゴロしてたりするなまけもの。
今までは自分の部屋で試験勉強させていたが、成績はいまいち。
本人の意思もあったので、二学期の期末からリビングでの勉強を許してあげた。
なぜだろう。成績が落ちると思っていたが逆で、意外にも成績が上がったのだった。
コイツはそばに誰かいないと勉強できないのか? ボクとはまったく違う。
前回成績が悪かったから単純に頑張っただけかもしれないが、
独りの空間では物事がはかどらないようであれば、
ある意味コイツは「スタンド・バイ・ミー」なヤツだ。
ちなみにウチの子に『スタンド・バイ・ミー』はまだ見せたことがありません。
レイティングの問題ではなく、ストーリーかな。多分この映画を楽しめないと思うので。
ボクが高校2年生のころ公開した作品だが、当時鑑賞した時はゴミのような映画だと
思ったことを覚えている。まったりしすぎて派手さがない。
でも、30過ぎあたりで見直したら、結構おもろいじゃんと思い、
40過ぎに見た時は琴線に触れるほど感動しました。
『スタンド・バイ・ミー』は人生2度見る映画とはよくいったものです。
ボクは3度ですが…。