2016.10.24
デッドプールのこと
「デッドプール」という映画を観ました。
ちょっと目新しい感じでした。アメコミ原作ものなんですが、いわゆる正義の味方ではないし、地球を守るための戦いもしないんです。もっと言ってしまうと、ヒーローでもない。だから結構卑怯な手を使うんです。ノリがヒップホップ調なのもキャラクターにあっていてよかったです。
そういう、細かいところで少しずつ目新しいんです。少しずつ、というところがいいのかもしれませんね。あまり斬新すぎると観客は理解しないと思うんです。想定の範囲内にしたほうがいい。そのほうが売れる、と思います。
むかし観た「フォード・フェアレーンの冒険」という映画を思い出しました。
アンドリュー・ダイス・クレイというコメディアンがフォード・フェアレーンという探偵を演じていたんですが、やたらとかっこいいんです。ハンフリー・ボガードみたいに渋いわけではなくて、もっと軽い感じです。
当時のアンドリューです。この画像で、どういうセリフが引用されているのかは不明です。知りたくもない、という感じです。
内容は忘れましたが、また観たいです。
なんだかまとまりのない話になってきましたね。この映画がまさにそうで、「デッドプール」はいわゆるエンターテイメント映画が設ける山場が、ないんです。一応派手なアクションとかはあるんですけど、あまり盛り上がらないんですよね。このブログのように。
今のアンドリューなのかな……。見たくもない、という感じです。