第84回日本ダービー
2週間前の5/28に行われた今年のダービーは、我がPOG馬のレイデオロが優勝しました。ディープインパクト以来3頭目の制覇です。
今回は何と言ってもルメールの好騎乗が光りました。
1000メートル通過が1分3秒台のスローの流れで、いつもの後方のポジション。こういう場合、レース後に「スローは分かっていたが動くに動けなかった」というコメントをよく聞きます。馬が動けない場合もありますが、大舞台で人気馬に乗っている騎手の心理にも起因します。上がって行っても直線で伸びないこともよくあり、着外にでもなれば無謀な騎乗と非難されかねないだけに。。しかし、今日のルメールは腹が据わっていた。一気に前へ押し上げて場内がどよめく。ただ、レイデオロも落ち着いていて、番手でピタッと折り合う。そして、府中の長い直線へ。この馬は手応え通りに反応し、直線半ばで勝利を確信する。レースの上りが33.8秒、これでは後ろから差すことは出来ない。最初にレイデオロが居たポジションの直後を走り続けた1番人気アドミラブルは最速の33.3秒で上がったが3着まで。計算上、32.9秒以内で上がらないと勝てないわけで、そりゃ無理だ。
さて、レイデオロの父はキングカメハメハ。自分に初めてダービー制覇をプレゼントしてくれたPOG馬である。その子でダービーを勝てたのが嬉しい。気が早いが、早く種牡馬になって欲しい。母父がシンボリクリスエスなのでSSの血が入っておらず、これから大量に出現する良血ディープ牝馬と交配できる。ノーザンF生産なのでバックアップも完璧。昨年オークスを勝ったシンハライトとの子供を指名してクラシックを勝つのが夢だ。そうすれば、父、父父、母、母父の全てが自分のクラシック優勝POG馬という究極の勝利となる。POGを始めて25年。さあ、今度の日曜は26回目のドラフト会議だ!