こんな時期は家で美術鑑賞
自分は仕事以外はほとんど絵を描くだけの生活をしているのでコロナ関係なく家にいることが多いのですが更に外出できないということで(しかも緊急事態宣言中)美術について書きます。
バロック、新古典主義の絵画が特に好きなので少し紹介します。
レンブラント、フェルメール、ベラスケス、アングル、ダヴィッドなどが有名です。
明暗のコントラストが強く、見せたい場所をクローズアップさせている手法が多くドラマティックな表現。この時代の絵画は写実的なのに決して写真のようではなく絵画として魅力に溢れた作品です。宗教的な絵も多いですがフェルメールの日常を切り取った表現やレンブラントのように舞台の一場面のような表現、ベラスケスのラス・メニーナスの一瞬を切り取ったような構成力、肖像画は生きているのように感じます。緻密ではないのに存在感、物質感が重厚に感じられ絵としての迫力が素晴らしいです。全体に存在感を出しながら大作を描くためにベラスケスは棒に筆を付けて数メートル離れて描いていたらしいですよ。なので近寄ると抽象画のように見えるらしいです。これは画集ではわからないですよね。
たまに日本でもルーブル展などやることがありますがほとんどが小さい作品になってしまうので落ち着いたらフランスやイタリアで間近で見たいですね。画像のダヴィッドのナポレオン戴冠式などは9mの大作なので現地でしか見れないしょうし。
日曜美術館や美の巨人達たちを見るのも楽しいですし最近はYOUTUBEでも美術の動画がありますので興味のある方は是非。
画像はwikiより
ついでに宣伝ですw
第30回全日本アートサロン絵画大賞展写実表現部門にて佳作をいただきました。
来年国立新美術館に展示されるのでよろしくお願いいたします。
緊急事態宣言中なので開催されるかはわかりませんが・・・。
東京展 2021年2月4日(木)〜15日(月)国立新美術館 展示室1B
http://art-salon.jp/
3月には白日会展という展覧会にも出品予定です。入選したらよろしくです。
http://www.hakujitsu.com/