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2023.02.27

「諏訪敦「眼窩裏の火事」」展

先日、府中市美術館で開催されていた「諏訪敦「眼窩裏の火事」」展を見に行きました。
諏訪さんは写実系の作家の中でも写実の枠に囚われず自分の表現を広げていく作家さんです。

常に死と生について考え作品に落とし込んでいます。亡くなった方の肖像画を描くために徹底的に取材し時には等身大の人体の型を取り絵画の資料にしたりもしています。
今回は自身の親のルーツである満洲にわたり取材を重ね祖母をモチーフに製作されておりました。肉体が朽ちていく様子を一枚の絵の中で表現するという新しい挑戦をしており、制作過程が動画で流され絵の中で人が変化していく過程が絵画の枠を超えており興味深かったです。

他にも20年で製作した作品が展示されており集大成とも言える展覧会だったのではないでしょうか。府中市美術館の展示で現代作家のなかで一番の入場者数だったらしいです。 昔からファンだったので見に行けて良かったです。

帰り道、府中の森公園では梅の花が咲いていました。

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/2022_SUWA_Atsushi_exhibition.html#cms65A6B

2023.02.20

久しぶり

年明け早々、金沢へ行ってきました。
久しぶりの家族旅行です。4年ぶりですね。
2018年に京都・大阪へ行った以来となります。
子供2人とも成人なのでこれが最後になるかもしれません。

天候は雨で散々でしたが、初日は兼六園から金沢エリアを観光し、
翌日はレンタカーを借りて能登の方まで足を延ばしました。
その能登エリアでは、
日本で唯一普通車で走ることのできる砂浜(千里浜海岸)へ行ってみました。
人様の車であることの遠慮もなく、まだ若葉マークの息子の荒削りな運転で
心地よい睦月の日差しを浴び、宝石のようにキラキラと輝く美しい海岸線を
思いっきり疾走しました。

まぁ、観光はこんなもんでしょうか。

さて、やっぱり金沢旅行の醍醐味はご当地の「食」ですかね。
食べ物がすべておいしくて家族みんな大満腹でした。
特にかみさんは「のどぐろ」にメロメロでした。
その味が忘れられず、子供達が出かけていないことをよそに、
昨日かみさんとふたりで、その辺の安い回転寿司へ
「のどぐろ」を食べに行きました。

めでたし。めでたし。

写真はすべてスマホで撮りましたが、
フイルム時代から一眼を少しかじってきたボクにとっては
最近のスマホのカメラの技術の高さにびっくりですね。
金沢駅の夜景が三脚なしでいとも簡単にきれいに撮れてしまうとは・・・。

2023.02.14

少年野球

昨年9月頃から長男が少年野球チームに入り、毎週末練習しています。

息子達には野球をやってほしいと思っていたので、始めてくれて嬉しく思っています。

野球を始める前は、私は何もせず、ほっといても、長男は勝手に練習に行って、勝手に上手くなって、勝手に甲子園で優勝して、勝手にプロ野球選手になって、勝手にメジャーリーガーになることを想像していましたが、どうやらそうはいかないようです…。

私もお父さんコーチとして、一緒にチームに入って子供達の練習を手伝う事になりましたが、これがなかなかしんどい…。

毎週土日に朝から練習があるのですが、まず体が動かない…。ちょっと走っただけで両アキレス腱が切れそうになるし、両足肉離れしそうだし、肩は痛いし、腰は痛いし、おまけに老眼でボール見えないし、疲れは取れないし…。

それでも、なんとか毎週息子と一緒に練習に行って頑張ってます。

長男は長男で、練習中すぐ集中力が切れて遊びだすし、すぐ練習サボろうとするし…。

それでも少しずつ、少しずつ、上達してきている長男。

これからも頑張ってほしいものです。

2023.02.10

マイナンバーカード

皆さんはマイナンバーカード作りましたか?

私はこの間作成しました。

免許証と保険証は常に持ち歩いてるので身分証明証としての使い道はないし、コンビニで住民票等を取得できるみたいですが、都会に住んでいない私にとってあんまり意味のないことなので、完全に金に目がくらんで不要なものを作ってしまった形です。

セキュリティの面で結構な不安があるので、もし個人情報が洩れてしまったらどうするのかなと思ったりもしますが、作っちゃったものはしょうがないので、貰ったポイントで何か買おうかと思います

マイナンバーカード入れでも買おうかな。

2023.02.02

親切な中国人たち

とかくネガティブなイメージを持たれる中国人ですが、
実際に中国を旅していた自分にとっては、多くの人に世話になったというのが実感である。

真夏のシルクロードをバスで横断中に滞在したトルファンでのこと。

2つの観光地へ行く路線バスの乗り場が不明の為、ホテルのフロントのお姉さんに聞くと、遠い方の目的地がバスの終点でお姉さんの家は1つ前なので、もうすぐ勤務が終わるので連れて行ってくれると言う。
最初に逆方向の観光地にも付き合ってくれ、次の目的地に行く前に家に招かれ、両親が栽培しているスイカやブドウを頂いた。中庭の真ん中に大きな木があり、その周りがぐるっとイスになっている。気温40度でも日陰は涼しい。
家の周りは水路になっていて奇麗な水が流れており、そこで手を洗う。
十分寛いで最終目的地へ。地元だけに観光地の入口で検札しているのはお姉さんの知り合い。当然のように顔パスで無料入場。
帰りのバスでお姉さんが降りるときに車掌に何やら言っている。どうやら自分が降りる場所に着いたら知らせるように頼んでいたようだ。

翌日は公共交通機関でアクセス不能な交河古城という遺跡に向かう。
タクシーの半日チャーター料金が当時は50元(750円)だったが、バックパッカーとしては完全にNGなので、片道10元で行くことにして、帰りは誰かのタクシーに便乗させてもらう作戦を取った。
しかし、変態的に暑い日中に行ってしまったので、観光客がほとんどいない!
遺跡観光を終え日陰で獲物が来るのを待っていると、遠くに3人組のおじさんが見えた。
自然な感じで近寄って行き、「ニーハオ!」と声を掛ける。そこから会話が始まり、相手が英語を話せないので筆談に切り替える。
自分が日本人と分かると、中年以上は大抵「山口百恵と三浦友和はどうしてる?」と聞かれる。知らんがな。。。
30分以上筆談を続けたので大丈夫だと思い、本題であるタクシー便乗をお願いすると、快くOKしてくれた。
街中に戻ってタクシーを降りると、そのまま夕飯に誘われた。勿論、彼らの奢りで。彼らの面子の為にも絶対にお金を出してはいけない。
たくさんの料理と度数の高い白酒で乾杯と食事を繰り返す。中国人は飲む量も食べる量も半端ない。 箸を置くと「どんどん食べて!」と言われ、食べると白酒が注がれ「乾杯!」の繰り返し。
お互い言葉がほとんど分からないのに何故かなんとなく会話が成立している。
宴が終わり外に出ると、まだまだ強い日差しが容赦なく降り注ぐ。

毎日俺を助けてくれて、ありがとう!

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