待ちに待った国産化
ついに来ました、今まで長い間外国産の輸入品に頼り切りだったものが、ついに国産品を楽しめる時代が来たのです。
何の話かって?もちろんサメ映画の話です。
「温泉シャーク」
今年の7月に公開された今作は、監督の熱い温泉愛・特撮愛と、無数のサメ映画ファン達のクラファンの力により生み出された、待望の完全国産サメ映画です。
舞台は架空の温泉街のS県「暑海市」。市長の進める温泉開発により古代の狂暴なサメが目覚め温泉から現れては観光客や、撮れ高を求め集まったユーチューバーを襲い始める。
暑海市壊滅の危機に、警察署長・ 暑海市長・倫理観のいっちゃってる海洋生物学者・そして謎のマッチョが立ち上がる…!
陸に、竜巻に、湖に、川に、トイレに、雪山に、人体に、霊界に、宇宙に、そしてたまに海に、今まで様々な場所に現れては人々を恐怖に陥れてきたサメですが、今作ではついに温泉から出てきます。水中なだけまだ現実的なような気がしてきました。
じゃあ温泉に入らなければ問題ないのでは…?そうはいきません。サメはどこにでも出るのです。サメの罠なのです。
実はこれまでにも国産のサメ映画は何本か制作されています、しかしこの温泉シャークはストーリー・演技・撮影技術・トンチキ加減、どれをとっても頭一つ抜きんでています。
先日パリで開催されたパリ・シャーク・ウィーク2024で上演された際にも大好評だったとのことで、世界に通じる映画となっていることは確かです。
捕食シーンも過激性はなく、犬も無事です。サメ映画ファンに限らず老若男女問わずおすすめできる良作となっていますので、ぜひともみんなで観ましょう温泉シャーク!
そして視聴が終わった後、きっとあなたはこうつぶやくでしょう
「結局あのマッチョは何だったんだ…」と。