さてさて地球の裏側では、サッカーのコンフェデレーションズカップ（コンフェデ杯）が始まっております。先週末のブラジル戦。真夜中だか明け方だかの、どっち付かずの時間帯。どちらにしてもキツイ夜中に、オン・タイムでテレビを見ていたサポーターの方々も多々いらっしゃったのではないでしょうか。
コンフェデ杯ってなに？てなれば、来年ブラジルで開催予定の〈サッカーワールドカップ（本大会）〉の、つまるところの予行練習―――プレ・大会です。
“練習”だとは言っても、出場国がヨーロッパや南米の列強だったり、新調したスタジアムのお披露目も兼ねていたり。また、ヨーロッパのサッカーシーズンがオフで暇だからか、そこそこ以上の盛り上がりを見せます。

で、日本。
アジアの代表として参加していますが、初戦はホスト国であるブラジル代表（ユニホームは黄色）相手に、彼我の差露に惨敗でした。ブラジルが強いのか。はたまた日本が弱いのか。ロンドン五輪からこの方、内容振るわずブラジル国民をモンモンとさせていたカナリア軍団に、日本ももうちょっと善戦できるかと思っていたのですが…。いやはや、サッカーの神様も甘くないです。
日本は既に本大会への出場も決めていますが、アジア予選の終盤からのモタモタ感。招集されるメンバーの固定化や試合におけるカードの切り方、取り分け選手交代のチョイスなんかのあれ？って感じのモヤモヤ感。日本の躍進はあるのか、ないのか。まぁでも抱えるこのネガティブ感こそが、サッカーファンのカタルシスなのかも知れません。

最後に本大会での順位予想を！！って、言うのはさすがに気が早いので、今オススメのサッカーを見せる国々のご紹介を。
ここ数年は指導者に恵まれ、その潜在能力をソリッドに証明しつつあるロシア。
伝統だった堅守に多様性ってなスパイスが美味の、実はタレント集団のベルギー。
この2カ国がブラジル大会では、台風の目になるような。ま、とってもタフなEuro予選を、無事突破してからのお話ですが。
男女とも、代表ありきの日本のサッカー。代表チームの活躍がそのまま国内リーグの盛り上がりに直結しちゃうので、少しでも良い結果を期待したいです。