2014.10.27
先月上野動物園に行ってきました。
動物園なんて10年ぶりくらいですかね。
写真やテレビ等で動物を見るので分かった気になってましたが
だいたいこのくらいのスケールだと思っていても実際サイズ感と迫力が違う!
空間が広がる中に象やキリンがいると、「おお、で、でかい」と思ってしまいました。
いや、ほんとでかいんですよ!でかいしか言ってないですけどでかいんです!
大人になるとなかなか行く機会がなくなると思いますがたまに行くと気分転換になりますよ。
上野近いし。
あ、あとプライベートで新宿の叙々苑行きました。
ついた席がちょうどハープ弾きのお姉さんが来て得した気分に。
いつも家に引き蘢っていることが多いのですがたまにはリア充的なこともするのです。
2014.10.20
先日、トゥ・ザ・ワンダーという映画を観ました。
といっても全然新作ではなくて、日本では去年の8月に劇場公開された作品です。
この映画を監督したのはテレンス・マリックという人で、「シン・レッド・ライン」や「ツリー・オブ・ライフ」といった日本人受けしない作品を撮っています。
なぜ日本人受けしないかというと、根底にキリスト教思想が流れているからで、それが感覚的に理解できないとこの人の映画を理解するのは難しいのだろうなと、個人的には思います。
で、トゥ・ザ・ワンダーですが、「ツリー・オブ・ライフ」ほどごりごりの宗教映画ではなくて、むしろ恋愛映画の要素が濃かったです。とはいえ、ミルトンの「失楽園」を思い起こさせる雰囲気などもあり、様々な読み取り方ができる作品でした。
アメリカ映画なのに、どこかヨーロッパの文芸作品を思わせる作風で、好き嫌いがはっきりと分かれると思います。
ちょっと散漫になってしまいましたが、個人的にはとても好きな監督なので、今後も観続けていくのだろうなと思います。
2014.10.14
子犬(ミルク)ネタ第3弾になりますが、
早いもので、今月の12日でミルクを買ってから1年になりました。
まだこのブログで触れていませんでしたが、
実はミルクのことを「くってぃー」と呼んでいます。発音は「クッティー」ではなくひらがなの「くってぃー」のイメージです。
ちなみに家族でそう呼んでいるのはボクだけですが…。
一応、由来は「ミルクティー」からきていまして、甘〜く、まったりとした雰囲気を醸し出す
家族のアイドル的存在になって欲しいという願いをこめてですかね。
まぁ、いろいろありましたが、病気もせず、
この1年、一応元気にすくすくと育っております。
たぶん…。なんとか…。
ボクは犬を飼うということははじめてだったので、
この1年思っていた以上にたいへんでした。
言葉が伝わらない相手と接することの難しさにてんやわんやだった。
毎朝のブラッシングもたいへんだったけど、
食が細い子だったので食事の面が一番苦労しました。
飼い始めはドライフードをなかなか食べてもらえず
ふやかしたり、トッピングをかけたりして
変化をつけながら食べさせていました。
一時期はふやかしたフードをボクの手に載せてからではないと
食べてくれない頃もありました。
朝のくそ忙しい時間に、ボクを会社に行かせたくないのかな?
…と思ってしまう。
最近までフードジプシーに陥っていましたが、
NETでいろいろ口コミを参考にしながら、
食いつきのよさそうなフードを買っては
色々と試してみました。
でも、それでもなかなか食べてくれない…。
しかし、いろいろと調べていくと、
その辺で売られているフードには添加物が多く含まれていることに驚きました。
あたりまえといえばあたりまえですが、
食いつきがいいものより、健康にいいものをと考えがかわり
フードに含まれる成分を気にするようになりました。
それと、犬の消化器は人間と違い、
炭水化物などの穀物は消化しにくくできているので、
体内に蓄積しやすく肥満の原因になるという。
肉類のタンパク質は犬にとって大切な栄養源であるが、
炭水化物はあまり摂取しなくてもよいというのだ。
ふむふむ。
やっぱり、犬は(凶暴な)肉食動物だったのだ。
なのに、ドライフードの成分表をみると、
おーーっ! なんと結構穀物が入っている。
さらに、穀物は(特に小麦)、アレルギーの原因になりやすい。
ということで、かなりコスト高になりますが
最近グレインフリー(穀物を使わないヤツ)を
試験的にあたえてみました。
おーーーーーっ なっなんと…。
くってぃー自らすすんで食べているー。
それも「カリッ、カリッ」と… いい音をたてながら…。
やっと見つけた。ミルクの主食。
でも、財布の紐が…。それ約三倍もするんだぞー。くってぃー。
さてさて、くってぃーの写真を最近撮っていないので、
この三連休にトリミングした時の写真をUPします。
(トリミング前の写真ですが)
これで、ボクがやるトリミングは4回目となりますが、
結構人に見せられるくらいうまくなってきたと思う。たぶん…。
でも長い時間たっていられず、すぐ横になってしまうので、
最近トリミング台(首吊りの器具が付いているヤツ)が
ほしいと思っています。
2014.10.07
こんにちは。
前回の池亀氏に便乗して、私も草野球について書きたいと思います。
私も毎週末に草野球に勤しんでおり、かれこれ10年が経ちました。
私、実は今まで10年間なにかを続けた事なんてなんにもないです…。
今まで最長で続けている事と言えば、37年間生きてるってくらいです。
そんな私が10年間、生きる以外になにかを続けるというのは奇跡的な事なんです。
じゃあ、10年も草野球を続けてきたら、少しは野球が上手くなるか?って言ったらそうでもないです。
むしろ年々下手になり…体力は衰え…ボールが見えなくなり…カウントは数えられなくなり…打順がわからなくなり…。
そりゃそうですよね。
高卒のプロ野球選手だったら20年目の大ベテランの年齢ですよ。
レギュラーだった選手が代打の切り札になる年齢ですよ。
ヒット打っても代走だされちゃう年齢ですよ。
最近なぜそこまで草野球を続けているのか?自分でもわからなくなってきていますが、
これがやめられないんです!!(もうASKAみたいなもんです)
やっぱり野球は楽しいんです!!(試合後の飲み会含む)
体力は衰える一方ですが、これからも草野球を続けたいと思います!
練馬区の光が丘公園で草野球をやった時の写真。
綺麗な空でした。
2014.09.29
2014.09.22
今回は、アジアで体験した移動にまつわる物語です。
【1】2泊3日のバス移動
2泊3日って、ツアーじゃないよ、純粋に移動だよ。
中国のウルムチからヤルカンドへの移動です。夕方出発して2日目の昼頃、あることに気付きました。
このバス、目的地が違う!車掌に騙された。俺の目的地はホータンだ。まあ、良い。このままヤルカンドに行ってやる。
2日目の夜を迎えた。そろそろ食事休憩だよね。あれ、砂漠に突入している。そう、ここはタクラマカン砂漠。
中国人の命、食事休憩が無いなんて想定外。もちろん食糧無し。腹減った。あっ、そう言えば、ホテルの部屋を出るとき、隣のベッドのイタリア人女性が餞別にリンゴをくれたっけ。あなたは女神だ。リンゴを齧るとジャリジャリ、窓を閉めていても砂が容赦なく車内に入り込む。夜中、1度目のパンク。スペア交換。
翌朝、2度目のパンク。スペアなし。終了。バスに乗ること43時間、本当の目的地ではない目的地にも到着できず。どういうこと?ただ、あと1時間程度の距離で、路線バスも走っている道だったので、車掌が乗客に路線バス代を払って解散。めでたし、めでたし。
【2】とても高いバス移動
中国のカシュガルからパキスタン行きの国際バスに乗った。1日目は国境の町で宿泊。2日目に出国。
この辺りは小高い丘程度に見える山々が雪を被っている。平地のように感じるが、ここは富士山頂レベルのパミール高原だ。高度順応しているようで、平地と全く変わらない。ただただ、この世のものとは思えない美しい景色に見とれていた。
そして、中パ国境にある標高4700M強のクンジュラブ峠に到着。その瞬間、乗客の90%以上を占めるパキスタン人が「パキスタ~ン!」と雄たけびを上げる。しばしの休憩があり、外で人生初の4000M超えを全身で感じる。
その後、走行中のバスから荷物を外に放り投げる人がチラホラ。待機していた車がそれらを回収していた。入国審査所がある終点のスストに着くころには日が暮れようとしていた。
まさか、数日後にパキスタンからの退避勧告が出されるとは、この時知る由も無かった。
【3】スタント移動
インドのファルダプルという村からアジャンター石窟へ行く乗合ジープに乗り込んだ。いや、正確にはつかまった。
自分が乗り場に来た時、まさに出発しようとしていた。車内はもちろん満員で、2人が後ろにつかまっていた。俺は右か左につかまるしか選択肢が無い。ちょうど右側から来たので、無造作に右につかまる。これが間違いだった。俺がつかまって直ぐに出発。
走り始めてから、バックパックを荷台に乗せ忘れたことに気付く。直進は良いが、左カーブでは荷物を背負っている分、想像以上の遠心力が働くのだ。これは怖い。怖すぎる。そして、左カーブ中に対向車が迫っていた。腕立て伏せの如く必死に車体に張り付こうとするが、無理。対向車よ、よくこの状況を把握して善処せよ!
生きてアジャンターに到着。たぶん実際の移動時間は15分程度だったと思う。そうでなければ、死んでいた。でも、1時間以上に感じられた。お笑い芸人の罰ゲームである絶叫マシーンなんて、子供だましである。この絶叫マシーンは本気で命がけなのである。俺はどうして金払って罰ゲームをしているのか?
2014.09.16
たしか20年ぶりくらいの砧公園です。こんなに広かったのかと改めて驚きです。
その広~い砧公園の一角にあるのが【世田谷美術館】。この日開催していたのは
「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美」
「19世紀後半から20世紀初頭、西洋で日本美術が大流行し、その大胆な構図、鮮やかな色彩は、西洋の美意識に根本的な革命をもたらし、ジャポニスムが生まれた。
ボストン美術館所蔵の絵画、工芸など約150点が紹介され、西洋の芸術家たちが、日本の美術から何を学び、新たな美を創造したのかを様々な角度から検証しています。」という内容。
喜多川歌麿、歌川広重など おなじみのあの浮世絵から、陶磁器・金工品・屏風・扇子といった小物まで。影響を受けた作品と対比して展示してありとてもわかりやすかったです。
これを見て、こういう表現になるのか~という感覚の違いが面白かったです。
そしてラストに、修復後世界初公開となる
モネの大作《ラ・ジャポネーズ》
これはすっすごい迫力でした。(写真が下手でスミマセン、実物はとても大きいのです)
圧巻の赤。 打掛のゴ——–ジャスなこと。
圧倒されたところに「華麗なるジャポニズムカレー」
なんて美術館の企画ものを目にし、思わず買ってしまいました(単純)。
下北の人気を博したカレー専門店の華麗なカレーをさっそく試食。なかなか華麗~でした。
おすすめしたいのですが、残念ながら東京開催は15日まででした。
このあと京都~名古屋で開催するそうです。