┃ストリームス Magazine┃ 2008/10/25発行 第96号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「アラサー」などの情報をお届けします。 □■
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芸術の方に目を向ければ、六本木・渋谷では、「第21回東京国際映画祭(TIFF)」が開催中。18日の開幕日には、六本木けやき坂通りには恒例のレッドカーペットではなく、今年はペットボトルを再生して作った「グリーンカーペット」が敷かれたエコ仕様。
トニー・レオン、金城武、妻夫木聡、小池撤平、宮崎あおい、佐藤浩市など、映画関係者約300人が出席。最後には麻生総理大臣まで登場し、沿道は大賑わいだったようです。
映画祭は、26日まで。コンペのほかにも、良質の作品が上映されています。見知らぬ監督の作品が意外に拾いものだった、なんて体験もあるかもしれません。
●[第21回東京国際映画祭]http://www.tiff-jp.net/ja/
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「ピーナッツ」
┣ 印刷豆知識 「バーコードの謎」
┗ いまどきの流行りモノ 「アラサー」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第96回
今回は「ピーナッツ」
一年中出回っているので忘れられがちですが、ピーナッツも実は秋の味覚。この時期だけ出回る「ゆで落花生」や、香ばしい殻付きのピーナッツ、食べ始めたらやめられません(笑)。
ちなみに落花生の渋皮の部分には、「レスベラトロール」という抗酸化物質が含まれていて、悪玉コレステロール退治に効果があるのだとか。今回は、そんなピーナッツのお取り寄せサイトを紹介します。ピーナッツバターやピーナッツクッキーも、素朴でおいしいんですよね。
●[深沢ピーナッツ] http://www.yajima-jizake.co.jp/pnatu.htm
●[フクヤ商店] http://www.rakkasei.com/
●[豆のありよし] http://www.mame-ariyoshi.co.jp/
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第96回
「バーコードの謎」
本や食品など、さまざまな商品についているバーコード。あのバーコードにはどんな情報が入っているのでしょう。今回はそんなバーコードについての話です。
1970年(昭和45年)、アメリカのSMI(Super Market Institute)によって発表された「店舗のコスト削減の方法」から、"統一したシンボルマークによる商品の自動読み取り"の実現化は始まりました。
1973年には、SMIが、棒状の白黒バー方式のシンボルマーク「UPC(Universal Product Code)」を採用すると、欧州12ヶ国では1977年に「EAN(European Article Number)」が制定。
日本では、1977(昭和52年)年3月に「JAN(Japanese Article Number)」が正式に制定されました。「JAN」コードは「EAN」の一部として位置づけられ、現在「EAN」「UPC」は、世界141ヶ国にわたって利用されていて、中でも日本の「JAN」コードは、約80%の機関が採用しています。
それでは、標準的な「JAN」コードには、どんな情報が含まれているのでしょうか。
バーコードには、バーとスペースの組み合わせで、標準タイプで13桁の数字、短縮タイプでは8桁の数字が表現されています。
標準タイプの数字は、最初の2桁で"国"、次の7桁で"メーカー"、次の3桁で"品目"、最後の1桁は、"読み取り確認用のコード"となっています。ちなみに、日本の国コードは、49と45です。
バーコードにはこのほか、書籍専用の「日本図書コード」、はがきなどの郵便に使われる「カスタマバーコード」などがあります。
黒の縞模様には、こんな情報がかくされていたのですね。
バーコードを使いたいと思ったら、JANコードの場合は、流通システム開発センターでコードを登録します。次に、そのコードをもとに、専用ソフトなどで、データを作ります。ただし、バーコードは通常、バーコードリーダを使って、光を当てた反射光を集めて電気信号に変換し、解読して元のデータを得るという方法をとるので、印刷時には注意が必要です。
見た目にはきれいに出力されていても、光源の波長によって、期待した通りの読取り結果が得られないことがあります。商用の印刷物でバーコードを使用したい場合は、ストリームスにご相談ください。
●[流通システム開発センター] http://www.dsri.jp/index.htm
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第94回
「アラサー」
最近よく耳にする「アラサー」「アラフォー」という単語。なんだろう?と思っている方はいませんか?
「アラサー」とは、around 30の略で、28〜32歳(1975〜79年生まれ)の女性を意味します。もともとは、アパレル業界(ファッション業界)から生まれた造語で、2006年秋からの婦人服新ブランドのターゲット層として位置づけたものだとか。当時のアラサーは、ルーズソックス、茶髪、プリクラなどの流行を次々と作り上げた、いわゆる"コギャル世代"。派手なものを好み、独自の発想で趣味や旅行を積極的に楽しむコギャルたちが、30代になって購買力がついてきて、各業界から、魅力的な市場として注目されるようになっている、ということのようです。
ちなみに「アラフォー」は、男女雇用機会均等法のもとで社会進出を果たし、キャリアを積んできた世代。キャリアウーマン、女性ベンチャー企業家も多く、人生の岐路にある悩み多き世代ともいえます。今年4月に天海祐希、藤木直人が出演したTVドラマ『Around 40』の略として定着し、『アラフォー』というコンピレーションアルバムも発売されています。
もっとも「アラサー」「アラフォー」といわれる女性たちにだって、悩みはあるはず。『負け犬の遠吠え』でおなじみの、酒井順子さんの新刊『おばさん未満(集英社)』が注目されています。忍び寄る老いを前に、揺れ動く心情を明るく自虐的に(笑)提案するエッセイだとか。ちょっと気になりますね。
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◆◇プレゼント◇◆
「酒井順子さんの『おばさん未満(集英社)』」を1名さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
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【締め切り:11月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
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_|_| 編集後記 _|_|
私が小学生のころ『バーコードバトラー』というゲームが流行しました。
本体にバーコードを読みとらせ、その数値情報からキャラクターやアイテムのデータを生成し、対戦するゲームです。
そこで初めて、日本のバーコードは49から始まっているというコトを知りました。
子供はそうやって知識を蓄えていくものなのですね(たぶん)。
実年齢はアラサーだが、精神年齢は10〜14歳のイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第96号
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