┃ストリームス Magazine┃ 2010/3/25発行 第131号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「パワースポット」などの情報をお届けします。 □■
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今年もサクラが咲きました。東京では22日に開花したと気象庁が発表。
靖国神社にある標本木で開花の基準値である"5、6輪"咲いているのが確認されたそうです。例年より6日早く、昨年より1日遅いのだとか。満開になるのは、29日前後。今週末には見頃になりそうです。
東京の桜の名所といえば、上野公園や皇居周辺ですが、のんびりとした多摩川周辺などもおすすめ。川沿いには、こんなに名所があるんですよ。
●[多摩川 夢の桜街道]
http://www.sakurakaido.jp/
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「サクラ」
┣ 印刷豆知識 「デザインの基本」(3)文字組み
┗ いまどきの流行りモノ 「LED蛍光灯」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第131回
今回は「サクラ」
サクラの季節にちなんで、今回はサクラをモチーフにした雑貨と、「さくらかおり」という名前のお茶をご紹介。
「さくらかおり」は、桜葉に似た部分があり、ほんのりと桜餅のような香りが漂う静岡の希少茶です。とてもおいしいですよ。
この春、新生活を始める方への贈りものにもぴったりです。
●[桜クリップス]
http://www.karakudo.com/sakuraclips.html
●[桜の名刺入れ]
http://www.marusanshokai.com/shopdetail/004002000004/order/
●[サクラサクグラス]
https://www.caina.jp/commodity_detail/61281354
●[日本茶 さくらかおり]
http://www.nishikien.com/002nishikiens-tea/sakura-kahori/nishikiens-tea-sakurakahori.html
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第131回
「デザインの基本」(3)文字組み
前々回よりお送りしている、「デザインの基本」についての話ですが、今回は「文字組み」についてのお話し。
身近にある文庫本や新書を開いて見てください。文字が並んでいるだけのページがほとんどで、何の飾りもなさそうに見えます。一見、Wordなどで打ち込んだ文章と何も変わりがないようにも思えます。
でも、簡単そうに見えて奥深いのが、デザインの世界。このシンプルな「文字組み」のなかには、本を「読みやすくする」ためのさまざまなテクニックが詰め込まれているのです。
「文字組み」というのは、活版印刷の用語である「組み版」に由来する言葉で、元々は活版の版を組むときに活字を並べることで、DTP化された現在でも、ブックデザインの世界では、文字の基本配置の設計のことをこう呼びます。
本全体の文字量によって、読みやすくなるように「段組」と「フォントの大きさ(級/ポイント)」が決められます。「段組」とは、1ページに、何文字を何行収めるかを決めることです。
重要なのは、適切な行間を開けること。そして、文字と文字の間隔(「字間」)も適切にすることです。身の回りにある本は、どの本を開いても、よく見ると絶妙な行間が取ってあることに気づかれるでしょう。
文字数が多いからといって行間を詰めてしまっては読みにくくなってしまいます。また、文字の余白、本文の文字組みとノンブル(ページ数のこと)との空きも重要。ここにも読みやすくするための適切な間隔や位置の基本値が存在します。
次に、雑誌や新聞を見てみましょう。これらに付きものなのが、写真やイラストなどの図版です。この図版類の位置にも、デザイナーは気を配ります。
たとえば、配置について、「グーテンベルクの法則」といわれるものがあります。グーテンベルクとは、このコーナーでも何度となく取り上げた、印刷の父のこと。
ページにおいて、読者の視線の移動を予測し、効果的な位置に図版類を配置するために考えられたパターンのひとつで、横組みの場合、読者の視線移動の典型は、ページの左上から、Z型をなぞるように右下に流れていきます。
その流れを遮らないよう(文字の流れを重視した)、ページの「右上隅」や「左下隅」に図版を配置しようというもの。
すべての図版の入り方が、この「Z型」になっているわけではありませんが、どんな雑誌を見ても、文字組みの流れを遮らないようになっているはずです。
本を読むときには、こんなところにも注意してみると、デザインを見る目も自然と養われていきます。実際に「文字組み」をする機会はなくても、美しいWord文書を作るときにも、その「目」は生かされていくはずです。
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第129回
「LED蛍光灯」
目立たないところで「エコ」に貢献している製品は数多くありますが、最近注目を集めている良品が「LED蛍光灯」です。
いちばんの特徴は、消費電力が少ないので、大幅な節電に繋がり、CO2を50%削減できること。つまり、電気代がとても安いんです。
照明としての機能も優れています。通常の蛍光灯は交流を使用するため、チラツキが発生しますが、LED蛍光灯は交流を直流に変えて使うので、チラツキを感じることは、ほぼありません。
また、熱と紫外線の発生が少ないため、光源による変色や劣化が軽減され、目にやさしい照明でもあります。
それ以外にも、従来の蛍光灯は、中に水銀蒸気が入っているため、割れると水銀蒸気が大気中に飛散しますが、LED蛍光灯は環境に害するものを使用していません。しかも、本体はポリカーボネイト製なので割れにくく、一般の蛍光灯に較べ長寿命。
値段はまだ高めですが、寿命を考慮すると、白熱灯に較べ、LED蛍光灯の方が断然安くつくのだとか。政府も2012年までに、白熱灯の国内製造・販売を中止させ、電球型蛍光灯やLED電球(発光ダイオード照明)に切り替えていく方針のようです。
白熱灯には、自然光に近いという捨てがたい特徴もあるのですが、「エコ」には勝てない流れのようです。
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_|_| 編集後記 _|_|
LED電球、いいですね。
ためしに購入してみたいのですが、た、高い…。
もう少し手軽に購入できるようになってからにしよーっと。
家の蛍光灯もそろそろ交換時期のイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第131号
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