┃ストリームス Magazine┃ 2011/4/25発行 第157号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「3Dテレビ」などの情報をお届けします。 □■
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ゴールデンウイークが目前です。
JTBによると、今年のGWの国内旅行人数は前年比27.8%減の1565万9千人。旅行先は関西、九州、沖縄などが多いようです。
一方、楽天トラベルでは、GW中の国内の宿泊予約数が4月に入ってからの「間際予約」が増え、前年同期比11.3%増になる見込み。自粛ムードに流されず、お休みの間はめいっぱい楽しんで、日本経済を盛り上げていきたいですね!
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「野菜栽培キット」
┣ 印刷豆知識 「カーボン紙」
┗ いまどきの流行りモノ 「3Dテレビ」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第157回
今回は「野菜栽培キット」
近年流行している無農薬野菜などは、新鮮でおいしく、安全なのが魅力ですよね。それならば、自分で作ってみるのはいかがでしょうか。そこで、今回は「野菜栽培キット」をご紹介します。育てている間は観葉植物がわりになりますし、育ったら食べられる。そんな野菜生活、始めてみましょう。
●[パームガーデン プチ ラディッシュ]
http://item.rakuten.co.jp/gma-art/ngk_pg-13/
●[リトルガーデンプロ 小松菜]
http://item.rakuten.co.jp/magicpocket/lgpkmn/
●[無印良品 株立ちミニトマト]
http://life.flower-muji.net/category/kind/detail.html?code=1823&?m_lb=110413
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第157回
「カーボン紙」
4月は、フレッシャーズでいっぱいの月ですね。
学校を出て就職し、はじめて接するものはたくさんあるかと思いますが、伝票類などもその中のひとつかもしれません。今回は、新社会人にちなんで、「カーボン紙」についての話をしましょう。
「カーボン紙」とは、複数枚の文書の間に挟んで、文字や図などを複写するために使う「感圧紙」のこと。着色剤を油や蝋(ろう)などと混ぜて練り、薄い紙(カーボン原紙)に塗布してあります。ボールペンや鉛筆などで書くと、ペン先の圧力でカーボン紙が転写先に押し当てられ、着色剤が付着し転写されるという仕組みです。
コピー機の普及にともない、使用する機会はめっきり減っていますが、複写のできない公文書を作成するときなどに、現在も広く使われています。
カーボン紙が誕生したのは、19世紀初頭のイギリスのこと。当時は、煤(すす)に豚の脂を混ぜたものを紙に塗って使われていました。日本では、明治時代後半には、輸入品のカーボン紙が利用されていたようです。当時は「炭酸紙」と呼ばれていたとか。
国産品では、明治の終わり頃に、油で溶いた煤を和紙に塗った炭酸紙が登場。大正時代初期には塗液にワックスを混合して、汚れやにじみを押さえた炭酸紙が発売されていました。大正末期には、現在のような洋紙をベースとしたものが使われはじめ、「カーボン紙」と呼ばれるようになりましたが、触れた面が汚れやすいというのが弱点でした。
そこで誕生したのが、1954年にアメリカのNCR社で開発された複写紙「ノーカーボン紙」です。
「感圧紙」とも呼ばれ、名前の通り「カーボン」を使わず、化学反応で文字を写すので、手や机や他の紙を汚しません。
上の紙の裏面には、染料入りのマイクロカプセルが塗られていて、鉛事やボ−ルペン等で上の紙に文字を書くと、加えられる圧力でマイクロカプセルが壊れ、下の用紙の表面に塗られた顕色剤と反応して色が出るという画期的な仕組みでした。
現在は、マイクロカプセル技術が進み、溶剤も改良されるなど、美しい発色の「ノーカーボン紙」が各社から発売されています。普段何気なく使っている事務用品にも、こんな印刷技術があるのですね。
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第155回
「3Dテレビ」
震災などの影響もあって消費意欲が落ち込み、4月以降は家電量販店の客足は鈍っているとか。薄型テレビの購入を考えている方は、店頭価格の値下がりを期待してみてもいいかもしれません。ただし、7月のアナログ放送の終了を控えて、駆け込み購入が増えると、需要が多くなり、逆に値上がりすることも考えられます。相場の予想はスリリングですが、下がってきたなと思ったら「買いどき」といえるかもしれません。
ということで、今回は改めて「3Dテレビ」についてご紹介しましょう。
「3D」とは、 2D = 2次元(平面)に対して 3次元(立体)のこと。
つまり、「3Dテレビ」とは、"立体的(3D)な映像"を見ることができるテレビのことをいいます。
人をはじめとする大半の生物の視覚は2次元です。しかし、数センチ離れた場所にある左右の目から2種類の映像を脳に取り込むことにより2.5次元の情報が得られています。そのメカニズムを応用して右目・左目にズレた映像を送り込むことで、実際には平面であるテレビ映像を立体的(3D)に見せることが可能になったテレビが「3Dテレビ」です。
「3Dテレビ」の理想は、裸眼で見られること。しかし、残念ながら、裸眼3Dの完成度はまだ低く、画質の点では、3Dメガネ方式には及びません。メガネ方式には、赤と青で左右画像を分離する「アナグリフ方式」、「直接偏向方式」や「円偏向方式」、家庭用3Dテレビの主流となりつつある「アクティブシャッター方式」があり、各メーカーも、それぞれ特徴を打ち出しています。
【パナソニック】日本最初の3Dテレビを発売「フレームシーケンシャル方式(プラズマテレビ)」
【ソニー】「フレームシーケンシャル方式」を採用 2D映像を内蔵コンピューターで解析し、擬似的に3D映像に変換
【シャープ】「フレームシーケンシャル方式」を採用 世界初4原色パネル搭載 画質のよさが特徴
【東芝】「フレームシーケンシャル方式」を採用 2D映像を3D映像に変換できる機能を搭載
4/20には、東芝が偏光フィルタ方式を採用した「REGZA ZP2」シリーズを発表しました。
まだまだ過渡期といった印象ですが、せっかくの高い買い物です。価格の動きなども、こまめにチェックしておくとよいでしょう。
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◆◇プレゼント◇◆
「無印良品 株立ちミニトマト」を1名様
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
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ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
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_|_| 編集後記 _|_|
テレビも3D。映画も3D。ゲームも3D。
なんでも3Dにすればいいってもんでもないでしょうに。
次は何が3D化されるのかな。
テレビも映画もゲームも2Dで十分なイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第157号
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