ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2012/9/10発行 第190号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「館長庵野秀明 特撮博物館」などの情報をお届けします。 □■

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9月になりました。

夕方、虫の声が聞こえてくると、秋だなあと思います。
山歩きやハイキングが楽しい季節です。低山ハイキングに行くのもいいですね。

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●[フジヤマNAVI]
http://www.fujiyama-navi.jp/

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「マカロン」
┣ 印刷豆知識 第188回「『フェルメ−ル全作品集』の高精細印刷」
┗ いまどきの流行りモノ 「館長庵野秀明 特撮博物館」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第190回
今回は「マカロン」

秋になると、マカロンが気になり始めます。季節ごとにとりどりの味を愉しめ、カラフルなマカロンは、モード感覚で楽しめるからでしょうか。そんなかわいいマカロンの、最新モードをご紹介します。男性は覚えておいてください。マカロンを贈られて喜ばない女性って、いないと思いますよ。たぶん、花束よりマカロン(笑)。

●[パティスリー雪の下 マカロン]
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◆◇◆「印刷豆知識」◆◇◆ 第188回

「『フェルメ−ル全作品集』の高精細印刷」

オランダ・マウリッツハイス美術館展が人気です。
目玉はなんといっても、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」でしょう。「世界一の美少女を見に来ませんか?」と、大々的にうたったポスターが話題になったのも、記憶に新しいところ。
実物の絵の感動は、図録や本ではとうてい再現できませんが、こうした美術の印刷には、印刷技術の匠たちが、よりリアルに再現することに心血を注いでいます。
『フェルメ−ル全作品集(限定版)』という、限定1000部の作品集が予約販売されて、美術愛好家の間で話題になりました。
サイズは、ダイナミックに絵を眺められるA3版(420×297mm)で、大型画集ならではの迫力です。最大約3.5倍に拡大した部分図など、作品細部の図版が数多く掲載されています。これは、画集ならではの楽しみ。筆づかいや絵具の盛り上がり、描き直しの跡、透視図法に用いた針の穴や球体を描く際に用いたコンパスの跡まで見ることができるので、「見落としていた」ことや、「初めて知る」ことも少なくないのでは?

気になる印刷ですが、紙には、特殊なカンヴァス地を使用。裸眼ではアミ点の見えない世界最高水準の「高精細印刷」を施し、フェルメールの図版部分には仕上げのニスを塗るなど、風合いと質感を再現することをめざしたものだとか。
「高精細印刷」とは、美術書など、美しい印刷をするための技術です。通常の印刷物は、顔を近づけたりルーペでのぞくとよくわかりますが、網点が見えてきます。それが印刷の粗さなのですが、この粗さを感じさせないようにしたもの。
具体的には、通常は1インチあたり175個の網点があり、「175線印刷」といいますが、印刷線数を高くすることで、網点は小さくなり、写真がきれいに見えます。200線以上の線数をもつ印刷を「高精細印刷」といいます。
筆の線や、絵具が固まったり、ひび割れているところまでが、鮮やかに再現されているそうです。
付録として、アンティーク調の特製額縁に入った高品質のオリジナル複製画《真珠の耳飾りの少女》、マウリッツハイス美術館の認定証が付き、A3版、特製複製画付、限定1000部。シリアル・ナンバー付となっていて、お値段は、94,500円(税込)。まさに美術品並みの値段です。いや、これはもう、「印刷」自体も美術品だといえるでしょう。すでに限定分は完売していて、中古本市場では、2倍近くのプレミア価格になっています。
収蔵している図書館もあるので、芸術の秋に、じっくりと閲覧してみるのもよいのではないでしょうか。

次回は、「ウェブ時代のデジタル豆知識」第6回をお届けします。。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第187回

「館長庵野秀明 特撮博物館」

なんとも奇妙なタイトルですが、これ、れっきとした、美術館の展覧会のタイトルなのです。

アニメに詳しい方なら、もうとっくにご存じですよね。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の劇場公開を11/17に控えた、エヴァンゲリオンシリーズの監督として知られる庵野秀明監修による、一大「特撮」展覧会が、東京・木場にある東京都現代美術館で開催しています。
戦後から、日本の映画やテレビで作られてきた「特撮作品」。CG全盛となり、すっかり少なくなってしまった、その「特撮作品」の魅力をまるごと見せようという試み。開催するきっかけになったのは、庵野監督の特撮関係の友人たちの仕事がめっきり減ってしまったこと。特撮の基本は、まず、ミニチュアを作り、そこで特殊撮影技術を使って、SF世界や怪獣世界を作りあげていくのですが、ミニチュアを作成する仕事が減り、ミニチュア自体も、保存が行き届かず、経年劣化や保存場所がないなどの理由で、次々と破棄されてしまっているというのです。
そこで、今ある技術とモノを残そうということで、ミニチュアや特撮技術の展示に的を絞っていったのだとか。ミニチュアのもつ独特の現実感は、CGには出せないものです。展覧会では、特撮デザイナーや怪獣造型師といった人たちの仕事にもフォーカスするマニアックな展示は、興味のない方でも夢中になってしまう面白さ。
もちろん、メカゴジラ、ガメラやウルトラマンといった、昭和の子どもたちのヒーローにも出会えます。オリジナルグッズも充実です。

特撮時代を知らない子どもも、特撮が大好きだった元子どもも、誰もが楽しめる大ワンダーランド。会期は10/8(月・祝)まで。
終了間近になると、さらに混み合ってくると思われますので、いまのうちにどうぞ。

●[館長庵野秀明 特撮博物館]
http://www.ntv.co.jp/tokusatsu/

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◆◇プレゼント◇◆
「パティスリー・サダハル・アオキ・パリのマカロン」を1名様

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
http://www.streams.co.jp/present/

【締め切り:9月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。

メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/

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◆◇プロモーションツールのご案内◆◇

ストリームスでは、皆様のイメージを形にするために、クリエイティブの領域を広げていきます。
バナーやタペストリー、大判プリントの制作に対応できるようになりました。
詳細は弊社ホームページにてご確認下さい。
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_|_| 編集後記 _|_|

マウリッツハイス美術館展の一番人気はもちろんフェルメールですがレンブラントなども見所ですね。
大型画集もぜひ見てみたいです。

並んだだけの価値があってよかったと思う冨田
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第190号

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