┃ストリームス Magazine┃ 2016/05/10 発行 第277号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□今回は「仮想現実・VRがより身近に。先端技術の現状と課題」などの情報をお届けします。□■
ゴールデンウィークのさなか、宇宙関連のニュースが話題を集めました。
今月6日未明、アメリカの宇宙開発企業「スペースX」製の2段式ロケット「ファルコン9」が打ち上げに成功。
これには日本の通信衛星「JCSAT-14」が搭載され、Web上でのライブ配信も実施されました。
通信衛星を軌道上に乗せるとともに、ロケット本体を大西洋上の台船に着陸させることにも成功し、その瞬間には歓喜の声が起こりました。
今回、打ち上げを実施したスペースXは2020年をめどにした宇宙ホテルの実現、将来的な火星への有人飛行を目標に掲げています。
人類の夢でもある身近な宇宙旅行の実現が期待されています。
+CONTENTS
┣ Web時代のデジタル豆知識「仮想現実・VRがより身近に。先端技術の現状と課題」
┣ ストリームス「+AR」体験記「新郎新婦から挙式の招待メッセージをARで」
┗ いまどきの流行りモノ「一世風靡したカシオの腕時計『Gショック』がブーム」
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◆◇◆Web時代のデジタル豆知識◆◇◆
「仮想現実・VRがより身近に。先端技術の現状と課題」
昨今、デジタル分野にて注目されるVR(Virtual Reality、仮想現実)のコンテンツ。
エンターテイメント分野を中心に大衆向けに広まりつつあるなか、医療や福祉、建築などの産業分野での普及がよりいっそう望まれています。
そこで今回は、VRにまつわる話題を紹介していきます。
VRという言葉自体はみなさんも耳にしたことはあるかと思います。
そのルーツは意外にも古く、1968年にアメリカのユタ大学で開発された頭部搭載型ディスプレイが世界で初めてのVR機器といわれています。
日本でもパソコンが普及しはじめた1990年代から聞かれるようになりましたが、現在は開発技術も進んだことからより身近な存在となりつつあります。
3月下旬にアメリカの新興企業によるヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」が発売されたことがきっかけとなり、今年は「VR始動元年」といわれています。
現在はゲームや映像作品の視聴を主な目的としており、対応したソフトを試してみると、ユーザーは首の角度などを変えれば360度に広がった映像内の景色を自由自在に楽しめるようになっています。
そして、この製品の発売を控え、昨年末にはWebブラウザ「FireFox」の開発元であるMozillaが自社ブラウザへ組み込めるVR用のアドオンを公開しました。
Webデザインで使われるプログラム言語「jQuery」と似た感覚で、サイト内で「A-Frame」というVR用のプログラム言語によるコンテンツを導入可能に。
通常のモニターを通すと3D表示されるのみですが、先の「Oculus Rift」などの対応機器を使えば、ユーザーに臨場感のある空間を楽しんでもらうことができます。
大衆向けのコンテンツが登場する一方で、さまざまな産業分野での活用も期待されています。
実際、マンションや戸建て住宅を手がける建築会社が、顧客向けにVRで間取りを確認してもらえるよう導入しているほか、研修医の手術技術のトレーニングへの活用や、介護現場において移動が不自由な高齢者の気分転換にも役立てられるなど、安価な機器の提供が可能になったことから今後ますます普及することが見込まれます。
現状の課題は機器の認知と普及が進むことです。
近い将来、遠く離れた異国の地へVRを通して旅ができるなど、コンテンツの見せ方が多彩になることも期待されます。
Webサイトのデザインを広げられる可能性もあるため、今後の動向から目が離せません。
●[仮想現実はゲームだけではない--VRを活用する9の業界]
http://japan.zdnet.com/article/35062193/
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◆◇◆ストリームス「+AR」体験記◆◇◆
「新郎新婦から挙式の招待メッセージをARで」
都内の結婚式場でブライダルプロデューサーを務めています。
お客さまに喜んでもらえるよう今年度より招待状に「ARプラン」を導入しました。
招待状にある写真やイラストから、結婚式へ向けたメッセージ動画を見られます。
ご両親や親族、大切なご友人へご自身の言葉を伝えられるので、選ばれる方も多いです。
撮影時は恥ずかしそうにしながらも、みなさま笑顔でさまざまなメッセージを贈っています。
挙式を終えた新郎新婦からも反響や評判をいただいています。
今後ますます活用される方々が増えればと願っています。
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ストリームスの「+AR」は既存の印刷物やオリジナルのデザインから、動画などの電子コンテンツを楽しめる画期的なサービスです。
データはアプリ「COCOAR2」をダウンロード後、スマホやタブレットから閲覧できます。
紙だけでは伝わりきらないプラスアルファのメッセージを届けてみませんか?
ストリームスは「+AR」や印刷物・Webのデザイン、事務局代行などの各種サービスを提供しております。
ご依頼やご相談などは、下記サイトよりお問合せください。
【お問合せ・お申し込みはこちら】⇒http://www.streams.co.jp/
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆
「一世風靡したカシオの腕時計『Gショック』がブーム」
カシオのロングセラー商品「Gショック」の人気が再燃しています。
2013年度と2014年度は過去最高の出荷数を更新。
2015年度は出荷数が800万個とさらに記録が更新されると予想されています。
現在の主な購買層は、青春時代にGショックブームを経験した30代から40代。
世界的に信頼される耐久性はもちろん、デジタル表示の時計盤も特徴的ですが、スーツ姿にもふさわしいアナログ表示のモデルも登場。人気の価格帯は5万円台の商品です。
かつては若者の定番商品として知られていたGショックも、現在は大人も使えるモデルとして人気を博しています。
腕時計はビジネスマンの必需品でもあるため、選択肢のひとつにしてみるのはいかがでしょうか。
●[過去最高!「Gショック」ブーム再燃の裏側]
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160317-00109335-toyo-soci
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◆◇プレゼント◇◆
「柏屋 檸檬(れも)6個入」を1名様
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。
プレゼントのご応募は下記URLより直接お申し込みください。
http://www.streams.co.jp/contents/present.html
【締め切り:5月22日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想をお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
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_|_| 編集後記 _|_|
VRという概念はだいぶ前から言われていましたがエンターテイメントの分野で使われるようになると急速に普及/発展しそうですね。
「攻殻機動隊」がらみのコンテンツなどは気になるところです。
VRと3D映画の違いを最近知った冨田
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【ストリームスの各種サービス】
●事務局業務代行サービス
「事務局請負人」 https://www.ukeoinin.com/
●印刷物にプラスαを
「+AR」 https://www.splusar.com/
●運営をスムーズに!
「演題登録.net」 http://www.sec-information.net/endai/
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第277号
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