┃ストリームス Magazine┃ 2007/4/25発行 第60号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「エコバッグ」などの情報をお届けします。 □■
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いまだかつてないほどのあたたかな4月です。皆さま、いかがお過ごしですか?
でも、「花粉症」に悩まされている方にとっては、ちょっとユーウツな季節ですよね。最近では、医薬品や健康食品だけでなく、「繊維の力」にも期待が高まっています。窓際で花粉をシャットアウトする網戸用織物「クロスキャビン」や、花粉の付着を防ぐ繊維「アンチポラン」、アレルギーの原因物質である"アレルゲン"を抑制する薬剤を加工した繊維「アレルクラッシュ」「アレルビート」などが続々登場しているとか。何やらノリのよさそうな名前ですね。ゴールデンウィークも目の前ですし、ばっちりブロックできるといいですね。
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「エコバッグ」
┗ 印刷豆知識 「色校での色の調整」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第60回
今回は「エコバッグ」
「容器包装リサイクル法」が今月改正され、百貨店やコンビニ・スーパーなどへ、レジ袋やトレーの減量を義務付けられたことから、「レジ袋削減」への取り組みが進んでいるようです。
確かに、自分の食生活を振り返っても、レジ袋がなくなればゴミは確実に減りますよね。最近では、コンパクトになるかわいい「エコバッグ」「レジバッグ」がたくさん出ていることですし、いつものバッグにプラス「エコバッグ」。「袋いりません!」と言える大人を、めざしてみませんか?ほらほら見てください。だって、こんなにかわいいバッグがあるんですよ。
●[ライゼンタール MINI MAXI ショッパー]http://store.yahoo.co.jp/fobcoop/minimaxi-l-red.html
●[くるっとリバーシブルバッグ] http://www.eco-style.co.jp/SHOP/02-90.html
●[ジュートレジバッグ] http://item.rakuten.co.jp/craftlink/10001999/
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第60回
「色校での色の調整」
今回のこのコーナーでは、皆さまからのご質問にお答えしたいと思います。
Q:色校で確認した色がイメージと違い、「もっと濃く出してほしい」など、指示を入れたりすることがあります。そういう時はフィルムを再度出し直すのですか?
質問にお答えする前に、ストリームスの業務内容から説明させていただきます。
ストリームスは、印刷・Web関連のデザイン、データ作成などを請け負う「制作会社」です。
自社の制作物すべてに責任を持ち、常に最良のものをお客さまにお届けしたいという考えから、印刷まで請け負っています。ただし、「制作会社」であるため、社内に印刷設備を持っていません。
印刷設備を持たない制作会社が印刷までを請け負う場合、一般的には、提携する印刷会社に「完全発注」をするケースが多いと思います。
この方法は、当社スタッフ(営業)にとっては、手間がかからないのですが、一任した印刷会社の裁量によっては、お客さまのイメージと違う思わぬ仕上がりになったりすることもあります。また、印刷工程は多岐に渡るため、各工程でアクシデントが起こった場合に、対応が遅れてしまうというデメリットもあります。
この諸問題への対応として、ストリームスでは、「個別発注(手配)」を行なっています。
印刷用データができて印刷物がお手元に届くまでには、「用紙手配」→「製版」→「刷版」→「印刷」→「加工」→「製本」→「納品」と、大まかに分けて7つの工程に分かれます。
ストリームスでは、このすべての行程を、一つひとつ、それぞれの行程を専門とする会社に「個別発注(手配)」しているのです。
「個別発注(手配)」をすることで、制作物のすべての工程に目を向け、進行状況を確認していけるので、アクシデントが起こった場合でも、すばやく対応することが出来ます。
また、当社スタッフ(営業)が直接現場のオペレーターさん(昔でしたら職人さんですね)と、コミニュケーションを取ることが出来るので、お客さまのご要望を、より具体的に伝えることも可能です。
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いささか長い説明になってしまいましたが、色校についてのご質問に戻りましょう。
色校で確認した色がイメージと違い、もっと濃く出してほしい、などのご要望が出た場合、通常ですと、再度色校正を提出することが一番よいのですが、時間的制約で「再校正」が出来ないことが多くあります。このときは、フィルムはそのままで、「印刷」時にインクの調合や刷り具合によって、ご希望の色合いに近づけていくことになります。これは、まさに「職人」の領域ですから、私たちスタッフもとても気を使うところです。
印刷オペレータに直接お客さまの要望を口頭で説明するのはもちろん、口頭で伝えきれない微妙なニュアンスを表現したいときには、直接現場に出向いて印刷に立ち会い、チェックをすることも多くあります。
ただ、実際のところ、こうした「個別発注(手配)」は、とても手間のかかる仕事です。複数の仕事を抱えるスタッフ(営業)の負担が大きくなってしまうのも事実です。
しかし、最良の印刷物をお客さまにお届けすることを最優先と考える私たちにとっては、この部分は、絶対に合理化してはいけない部分と考えています。また、この負担こそが、私たちのやりがいにもつながっています。
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ご質問で「フィルム出力」のことが出てきましたが、ストリームスでは、2年ほど前から、すべて「CTP」で対応しています。このCTPに対して、少しだけ説明させていただきます。
「CTP」というのは、「コンピュータ トゥ プレート(Computer to Plate)」の略で、制作物データから直接「刷版(アルミプレート)」に焼き付ける方法のことで、製版フイルムが不要になります。
製版フイルムを使用しないため、「カラーマネージメント」や、「印刷品質の管理」がしやすく、よりお客さまのイメージに近い印刷物に仕上げることが可能になります。
デメリットも当然ありますが、あえてここでは記載いたしません。
デメリットはあってもそれを覆い隠すほどのメリットあるからです。
以上、ご質問に答えられたでしょうか。
ストリームスは今後も、お客さまの要望によりフレキシブルに対応していけるよう努力してまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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◆◇プレゼント◇◆
「くるっとリバーシブルバッグ」を2名さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
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【締め切り:5月7日】
※当選された方にはメールでお知らせし、サイト上でハンドルネームを公開します。
メルマガについてのご感想もお待ちしております。
http://www.streams.co.jp/
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_|_| 編集後記 _|_|
もうすぐゴールデンウィークですが、今年はスポーツ三昧の予定です。
人が多い場所に行って疲れるぐらいなら、体を動かして疲れたほうがよっぽどいいですものね。
ということで、連休中は晴れて欲しいです。
どっちかっていったら雨男のイケガメ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第60号
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