┃ストリームス Magazine┃ 2007/12/25発行 第76号
「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「発泡日本酒」などの情報をお届けします。 □■
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メリー・メリー・クリスマス!
発行日が変わったので、今年からはクリスマスの発行となりました。カレンダーの関係で、ここ数年はイブを含む三日間がクリスマス休暇のようになっていますが、素敵な時間をお過ごしになりましたか? って、そんな野暮なことを訊いてはいけませんよね。
今年の世相を表す漢字は「偽」。食の「偽装」が次々と発覚し、年金記録や政治資金など、国民が「偽り」に振り回された1年を反映したとのこと。一方、「2007ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞は、宮崎県の東国原知事の「(宮崎を)どげんかせんといかん」と、「ハニカミ王子」。漢字一文字の方がキレがいいのが面白いですね。
ちなみに、「ネット流行語大賞2007最終投票結果」はこんな感じ。でも、こちらは知っていても、あまり自慢にならないかもしれません(笑)。
●[ネット流行語大賞2007最終投票結果] http://texpo.jp/static_tmp/buzzwords_contest_2007_playoff.html
+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「発泡日本酒」
┣ 印刷豆知識 「君は修悦体を知っているか」
┗ いまどきの流行りモノ 「メイド・イン・コジマ」
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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第76回
今回は「発泡日本酒」
日本酒の発泡酒、飲んだことはありますか?
発泡はわずかですが、フルーティーで、シャンパンのようなさわやかな飲み口。アルコール度数も低めで、日本酒嫌いな方も飲みやすいのもライトなドリンカーには最適です。
なんでも、瓶内二次発酵というシャンパンの手法を応用しているのだとか。焼酎のようにネーミングやラベルがかわいいのもグッド。お正月のとっておきのお酒に、さっそくお取り寄せしておきましょう。
●[すず音] http://www.jizakeshop.co.jp/sake/nihonsyu/suzune.html
●[月うさぎ] http://www.kitora.com/umenoyado-tukiusagi.htm
●[ねね] http://www.oisix.com/ShouhinShousai.00015161.o.htm
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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第76回
「君は修悦体を知っているか」
前回は、活版印刷のレトロ感がブームになっているというお話をしました。今回も、そんな手作りテイストつながりで。
もう年賀状づくりは終わりましたか?
手書きや、版画、芋印など、小さい頃の年賀状づくりを思い出すような、手作り風のテイストはあたたかみがあっていいものです。
たとえば、コンピュータで使っているフォントも、ひらがなやカタカナに限れば、基本は54文字。ひらがなやカタカナのみの、オリジナルフォントなら簡単に作れるので、フリーフォントなどで、手書き風文字が出回っています。いろいろ探して使ってみましょう。こちらはフォント作成用のソフトが必要ですが、自分の手書き文字をフォントにしてみるというのも楽しそうですね。
そんなフリーフォント界で脚光を浴びているフォントがあります。その名も「修悦体」。
その文字を見れば分かるのですが、工事現場の看板に使われている、ビニールテープを貼ってつくった文字のよう。それもそのはずで、実際にJRの工事現場で働いている佐藤修悦さんが、現場で作っていた文字をそのままフォント化したものなのです。新宿東口の工事中の表示板にアートされた、あまりに個性的な文字が、次第に話題となっていったのだとか。
ガムテープで組まれた案内表示の数々はきっちりとしていながら、適度にカーブもついて、なんともアーティスティックと評判になり、お笑い芸人や映画のポスターなどにも使われているそうです。
フォントといっても、デザイナーやイラストレーターではなく、工事現場の人が作ったというのが、マイスターっぽくて素敵です(笑)。
80年代に、「ヘタウマ」と呼ばれるイラストが流行ったことがありましたが、上手い・下手を超えたところに位置する「手作り風テイスト」は、これからますますありがたがられそう。ということで、今年の年賀状は、芋判でいかがですか?
●[君は修悦体を知っているか] http://blog.slndesignstudio.com/
archives/2007/07/post_653.html
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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第74回
「メイド・イン・コジマ」
日本の手工芸の技術の高さは世界的に知られるところですが、今、いちばん注目を浴びているものというとジーンズかもしれません。
ヨーロッパで生まれたデニムをリーバイス・ストラウスがアメリカに持ち込んだことにより現在のようなスタイルになったジーンズ。映画『理由なき反抗』でジェームス・ディーンが着用したことで、世界中の若者のファッション・アイテムになったことはあまりにも有名です。
ジーンズの王道といえばリーバイス、そして、リー、ラングラーの3つが有名ですが、実は、いま世界から注目されているのは日本製。シャネルやディオール・オムなどの高級ブランドのジーンズが岡山の倉敷市児島で生産されていることから、一気にヒートアップ。今や、メイド・イン・ジャパン、そしてメイド・イン・コジマのデニム生地は、世界中から注目されているのだそうです。
岡山県は「ジーンズ等製品出荷額」が約300億円と全国一。中でも倉敷市児島は、高品質デニムの聖地。たとえば日立の液晶パネルは有名ですが、それも、亀山工場製がベスト! と銘柄指定されているのと似ているかもしれません。
高品質なコットンを使用しているのももちろんですが、ここまで評価されているのは、やはり日本の技術力あってのこと。ダメージ加工やクラッシュ等、細かなディテールの出し方などは、まさに職人技!児島以外ではありえない仕上がりなのだそうです。
メイド・イン・コジマの日本のオリジナル・ブランドも次々と登場。和のテイストを取りいれたブランドなどは、ハリウッドのセレブたちにも愛用されているようです。
●[桃太郎ジーンズ] http://www.japanblue.co.jp/momotaro/
●[サムライジーンズ] http://www.samurai-j.com/
●[フルカウント] http://www.fullcount.co.jp/
●[グラフゼロ] http://www.craftcafe.co.jp/graphzero/graphzero.html
?gclid=CKmoy4jHupACFQ0qewodaXt2PA
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◆◇プレゼント◇◆
「一ノ蔵 すず音」を2名さま
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【締め切り:1月7日】
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_|_| 編集後記 _|_|
今年もメルマガをご愛読いただき、ありがとうございました。
忘年会シーズンですね。冬はお酒のおいしい季節です。
一年間いろいろありましたが、全てお酒で洗い流してしまえればどんなに楽だろう。
というわけで来年もよろしくお願いいたします。
メルマガ編集部 ヒラノタイチ
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第76号
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