ストリームス Magazineバックナンバー

┃ストリームス Magazine┃ 2008/1/10発行 第77号

「ストリームス Magazine」は、毎月10・25日発行です。
■□ 今回は「薄型テレビ」などの情報をお届けします。 □■
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新年明けましておめでとうございます!

「一意専心」
これは、水泳平泳ぎの北島康介が、今年初の公開練習を行ったときに、報道陣に配った年賀状に書かれていた、今年の所信だとか。男前ですね。カッコイイです。
ちなみに今年、民営になった日本郵政グループですが、2008年の年賀状引き受け状況は、前年比4.0%減の29億600万枚にとどまったとか。年賀状、いただくとウレシイですけどね。皆さんは、どのくらい年賀状が届きましたでしょうか。
今年もストリームスと、このメルマガを、どうぞよろしくお願いいたします。

+CONTENTS
┣ ネットでお取り寄せ 「おせんべい」
┣ 印刷豆知識 「フレキソ印刷」
┗ いまどきの流行りモノ 「薄型テレビ」

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◆◇◆ネットでお取り寄せ◆◇◆ 第77回
今回は「おせんべい」

いろいろなお取り寄せを紹介してきたこのコーナーですが、そういえば「せんべい」はあまり紹介してこなかったかもしれません。
スイーツのような華やかさはないけれど、昔ながらのおせんべいの持つ、素朴な味わいはこたつのある風景にぴったり。今回は、米ではなく、小麦やでんぷんを使ったおせんべいの名品を紹介しましょう。どれも、筆者の大好物。どんな年代の方に差し上げても喜ばれることうけあいです。

●[名代手焼煎餅 五月ヶ瀬] http://www.satsukigase.co.jp/
●[鶴屋八幡 玉子せんべい] http://www.turuyahatiman.co.jp/products/products_all/products_9.html
●[坂角総本舖 ゆかり] http://www.bankaku.co.jp/
●[越前海鮮煎餅] http://www.senbei.biz/

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◆◇◆印刷豆知識◆◇◆ 第77回

「フレキソ印刷」

2008年は、地球環境の保全について、より真剣に考えていかなければならない年になりそうです。ということで、年のはじめの話題は、環境にやさしいとされる「フレキソ印刷」についてお話ししましょう。

フレキソ印刷とは、ゴム、樹脂など、柔軟(フレキシブル)な弾性のある版(樹脂とゴム版)と、液状インキを使用した凸版印刷です。
一般凸版印刷と比べて、"キスタッチ"といわれるほど、「印圧」が軽く、インキ転移には、オフセット印刷のように練りロールを使用せずに、細かいメッシュの彫刻ロール(アニロックスロール)を使用し、均一に転移させていきます。ダンボールシート用以外は「輪転印刷方式」なので、後加工装置を取り付けたり、製函・製袋ラインと直結させられるので、日本では、段ボール、紙袋、封筒、ノート、箸袋などの紙製品、ミルクカートンなどの液体紙容器、レジ袋などの印刷によく使われています。
しかし、残念ながら日本では、欧米に較べると、まだ普及しているとはいえません。
欧米では、ホールディングカートン(折り箱)と呼ばれる分野を中心に年率4〜8%の幅で成長していると言われ、フレキソ印刷が印刷業界の大きな流れになっています。これはやはり、フレキソ印刷が"環境にやさしい"ことが大きな要因となっています。紙媒体用の印刷には、溶剤系インキではなく、水性インキとUVインキを使用するので、環境性が高く、直接の身体に触れる機会も多い、特に食品、医薬品のパッケージ分野で圧倒的なシェアを確保しています。
インキの塗布量が少ないフレキソ印刷では、残留溶剤も少ないことも、特に食品関連印刷に適している理由でしょう。また、アルコールをベースとした溶剤を使用するため、製造環境上の対策としても評価されています。
日本でも、フレキソ印刷の環境対策や生産性における優位性は認められていますが、残念ながら、生産・システム環境の整備の遅れから、欧米に較べると、まだ普及しているとはいえない状況です。しかし、CTP化の進行や新しいフレキソ印刷機が登場するなど、近年、印刷品質は飛躍的に向上。埼玉県では2002年に環境条例が発令され、各種印刷用の版も規制の対象となっていますが、環境に対する意識の高まりを反映し、今後ますますフレキソ印刷の需要は高まっていくと予想されています。
"環境にやさしい"フレキソ印刷。この言葉をぜひ覚えておいてください。

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◆◇◆いまどきの流行りモノ◆◇◆ 第75回

「薄型テレビ」

2007年9月には、プラズマ陣営の「パイオニア」と液晶の「シャープ」が業務提携をしました。この提携で「プラズマ VS 液晶」という図式は崩れ、効率最優先の時代が始まったと言われています。続いて12月には、「東芝」と「シャープ」の提携、「松下・キヤノン・日立」の3社提携の発表がされるなど、テレビメーカーの再編は急展開。莫大な設備投資が必要なテレビパネルの生産は、家電メーカー1社の手に負える事業ではなくなりつつあるということでしょう。
2007年は、中型の液晶テレビが主流で、量販店での売れ筋は、中型の"32V型液晶"や"37V型液晶"。実売価格も10万〜17万円前後で、今がまさに買い時になっています。
ワンランク上の"40V型"以上になると、大型化に強い松下のプラズマが上位に食い込んできますが、大型液晶もシェアを伸ばし、今後の家電にとって大きな課題となる省電力化でも液晶が有利で、2008年も引き続き、液晶が主流になるとトレンドウォッチャーは語っています。
液晶の問題点は、残像感ですが、日本ビクターが2007年に試作展示を行った"液晶駆動の3倍速化"にも注目が集まっています。この技術によって、動画解像度はさらに改善されると予測され、年内には「3倍速液晶テレビ」が登場しそう。
独自路線で行く「ソニー」は、2007年11月に発売した「有機ELテレビ」に注目が集まっています。その薄さと、発色のよさ、コントラストの高さは大きな魅力で、松下・キヤノン・日立の3社連合が有機EL開発を目指していることから、まだまだ課題が多いながら、最終的には「有機ELテレビ」がテレビの決定打になるのではないかとも言われています。しかし、現時点では、コストパフォーマンスや省電力などで、やはり"液晶"強しといったところ。
テレビの超薄型化も2008年は進みそうです。シャープ、日立共に、"32V型液晶"で19〜20ミリの超薄型を発表。"壁掛けテレビ"が登場するのも、もうすぐ。
気になるのは価格の方ですが、市場が活発になってきて、さらに値頃感が出てきそう。今年は"買いどき"かもしれません。

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◆◇プレゼント◇◆

「『坂角総本舖』ゆかり」を2名さま

最後までお読みいただき、ありがとうございます。恒例のプレゼントコーナー。ご希望の方は、下記のURLからご応募ください。
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【締め切り:1月22日】
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_|_| 編集後記 _|_|

あけましておめでとうございます
去年あたりから、年賀状の配達が3が日中も行われているようです。TVでも年明け年賀状とかCMしてるし…
そんなに少なくなったのかな?ウチは、毎年大量に出してる口なので、実感ないな。
そんなことより、今年も足掛け4年になりました「ストリームス Magazine」をよろしくお願いいたします。

まだブラウン管TV使用中…買い替え目標は2011年 渡会
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【メール通信「ストリームス Magazine」】第77号

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